今日最初の演奏者は コイズミツトム だ 今日本番前彼が僕にこんなリクエストをした 「すみません最初と２曲目まではリバーブを深めにして下さい」 あいよ、お安いご用だ
ちょっと深めに「ホールリバーブ」をかける すると、彼はこんな歌詞の入った歌を歌い始めた「・・・１２月の街を・・・」 なんかちょっとクリスマスを連想させるような、そして彼らしくちょっとほろ苦い曲だった 今日はコイズミくんの演奏を聴いてて僕は彼のサウンドのバックにバンドの音を感じた 実際はアコギ１本で弾いてるのだが、彼のグルーブ感はその後ろにドラムやベースやキーボードなどが居るように感じさせた あと今日「いいな」と思ったのはいつもの彼のオリジナル曲にちょっとチャップリンの「スマイル」という曲を挿入するという洒落たことをやる ここらへんがコイズミくんらしい 毎月出てくれてる彼のペンギンライブも今年は今日が最後 来年はちょっと新しい構想を練っているという・・・楽しみだなあ 来年もよろしく！
２番目は g/vo , ds の２人組ユニット FooliN だ 今年は割りとオザワ、タイラの二人で出演することが多かった やはりこの「幼馴染み」の二人の呼吸の合い方はは聴いてて小気味よさを感じる
長～くペンギンハウスに出演しているがなかなか花が咲かない（笑）彼らに来年こそブレイクの兆しがあるといいね（笑） FooliNも今日が今年最後
今日３番目はソロアコーステイック弾き語りロッカーの HEART OF SILVER だ
彼はとくに今年後半はかなりハイペースでここに出演し続けてくれた そして自分の音楽スタイルに対して「一徹」なくらいブレない彼の信念がここ最近の成長を裏付けている
少しずつ少しずつ・・・本当に地味な動きだけど彼の演奏は着実に成長している 今年はあと２９日が彼のラストライブだ
そして４番目は 永井Lee この素晴らしい歌唱力を持つ弾き語りシンガーは今年に入ってからかなり頻繁な回数でここに出演してくれるようになった
あのまるでオペラかフラメンコ歌手のような表現力と迫力のある声でまた彼のオリジナルもかなり説得力があって思わず聴き込んでしまう こういうスケールの深さを持った弾き語りシンガーが今のペンギンハウスを支えてくれてることにとても喜んでいる僕らです 彼のペンギン出演も今日が今年最後 また来年もいいステージングを見せてほしいなあ
そして今日最後の演奏者はアカペラシンガーの 山ちゃん だ
今日も一切のバックを付けることの無い彼の歌はペンギンハウスのホールに朗々と響き、そして聴き手の耳～心にすうっと吸い込まれていく 彼の歌を聴いててつくづく歌そして言葉というのはいいものだなあ・・・そう思う
永井Leeも言ってたがペンギンハウスに出演している演奏者はみんなそれぞれ自分だけの土俵を持っていてそれを真剣に追求し続けている そういう熱意が今日も５組の熱源となってこのペンギンハウスをホットなものにしてくれている もう１２月・・・きっと外の街は寒いと思う
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
