さて、ちょっとわき道にそれる
ギターという楽器がどうやって生まれて発達してきたか・・・それはまあそういう資料を探せばすぐにわかるので今日は僕個人にとって関りの深いあるギターの歴史に絞って触れてみようかと思う
僕が今やってる自分のスタイルの元になる音楽を聴き始めた頃・・・とくに僕のステージネームの由来にまでなってるシンガー ジミー・ロジャース(Jimmie Rodgers) この人のサウンドに色々影響を受けたのだが、「ブルーヨーデル」というシンギングスタイルもだが、彼のバックで今まであまり聞いたことの無いギターサウンドが鳴っているのにすごく興味を引かれた ⇒Jimmie Rodgers- TB Blues
それはなんだか動物が鳴いているような不思議な音だった
それが「ハワイアンギター」だということを少しして知った ジミーロジャースが売れていた1930年代頃、当時のアメリカにハワイから来たミュージシャンたちがすごい評判になっていた 彼らの演奏するその音楽には必ず「スチールギター」という楽器が付いていた 右の写真、上向きにした不思議なギター・・・これが当時「NATIONAL」というメーカーから出ていた「STEEL GUITAR」と呼ばれてたもの 今の「ドブロギター」の原型みたいなリゾネイターギター ボディーのすべてが金属で作られていたので「スチール」と呼ばれるようになったのだ
そうして後に一般的なスチールギターと呼ばれるようになった楽器の原型がこれ⇒
「リッケンバッカー」から発売された当時通称「フライパンギター」と呼ばれ今のエレキギターの出発点になったこのギター ここから今のエレキギターもスチールギターも発展していったのだよね
このスチールギターがその当時のアメリカ音楽とくにブラックミュージックに大きな影響を与えたのだが・・・その話は明日
高円寺ライブハウス ペンギンハウス