さて、昨日につづいてピックの使い方だけど まずはピックを握ってみよう
そのときどれくらいの力が必要か・・・実際にギターを弾きながら確かめてみる
最初は強めに、少しずつ握る力を弱くしていってどこまで力を抜けるかやってみよう
とうだった? 意外と力入れなくても弾けることに気がついたかな
極論を言おうか・・・ピックを握るのに力は要らない・・・え、嘘だって?
じゃあ実際に指にピックを持ってみよう そこから今度は指を開いて親指とピックのあいだに少し隙間ができるようにしてみてごらん
ほら、このとき力が必要なのがわかるかな
つまりこういうことなのだ 元々人間の手って力を抜いてる時は閉まる、つまり軽く握った状態になるんだ この状態からむしろ開くときに筋肉を使ってる だから赤ん坊の指や眠ってるひとの指は自然にちょっと握った状態になってる そしてピックを握るときは最低限この力があれば充分だということに 気がついた人は「ガッテン」押してくれ~!
しかし、握る力が弱いと思い切りピッキングしたときにピックが外れて飛んでしまう人・・・
はい、それは昨日も言ったとおり「余計な力」がかかっちゃってるということなんだよね
それではどうしたらいいか 写真を見ながら説明してゆくよ
下の連続写真 1)まずピックを振り上げて 2)振り下ろす 3)振りおわったところ
このとき手首とピックの角度に注目してほしい
1)では手首が内側に向かって捻れている そしてピックは上のほうを向いている
2)弾いている最中 手首はほぼ正面に向いているがピックはやや上向きのまま弦を通過している
3)振り切ったところで手首は外側に向かって開いている ピックもここでは下を向いている
この動作は何かに似ている・・・何だっけ
そう、扇子で自分をあおぐ動作とほぼ同じなんだ 扇子を使うときは手首を返しながらパタパタやるよね あの動作とこれはすごく似ている つまり扇子の先の動きと同じように手首とピックが連動しているとき一番いい風が起こせる・・・いいピッキングになる ということなんだ
注意すべきは手首とピックは最後の弦を弾き終わったところで返す
そこでもうワンポイント・・・おっと、続きは明日ね
高円寺ライブハウス ペンギンハウス