さて、爪の型紙を貼り付けたピンポン玉 これをまた型にあわせてハサミで切り抜く
このときも念のため少し大きめに切ったほうが無難だ なかなか一回では綺麗に切り抜くのは難しいので何回かハサミを入れるやりかたで大丈夫だ 切れたら貼り付けてあった型紙を剥がす
爪にあてがってみる この時あまりにはみ出した部分があったらハサミで切り落とす
そして今度は何度も爪にあてがいながら細かい形をヤスリで削ってゆく この際爪先部分は手をつけずに残しておく
爪の形に合わせてきれいに成型できた そうしたらまず指に当るほうの縁の上面をヤスリで削り「面取り」をする これは縁が薄いと成型がしやすく爪に馴染みやすいのと弦を弾くときにこの縁の角が立ってると弦が引っ掛かって最悪ははがれてしまう危険があるからだ
さあ、これで完成・・・ではない まだやらなければならないことがある それはこの付け爪の横の部分と爪の間に隙間が出来てるからだ 爪の形によってはそれが不要な人もいるが僕の場合は爪の横面がぎゅっと曲がっているのでこの部分の隙間が大きい
そこでこういう加工をする 細身のペンチ、無ければ大きいクリップでもいい それで付け爪の両サイドを挟んでぐいっと曲げてやるのだ 素材はセルロイドなのでわりと簡単に曲がる
そして爪にあてがってみる これでほぼ隙間が無くかなり密着性の高いつけ爪が完成した え、まだ爪先の加工が済んでないって? それはこの先の作業なんだ
いよいよ装着の作業に入る
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