ついに僕はどうしてもこの秘密が知りたくてYOU TUBE で色々なアンデス民謡の動画を探しまくった すると意外なところに答えがあった
それがこの動画だ
このEL HUMAHUAQUENOというバンド、今は知らないがじつは何年か前までは日本で活動していた 僕も前に三鷹の駅前で彼らのストリートライブを観たことがある フォルクローレというけっこうプリミティブなスタイルにワイアレスマイクやシンセとかハイテクをどんどん取り入れてる彼らの演奏はなかなか刺激的なのだが・・・いやあ、この動画の「花まつり」のスタート部分を見て僕は度肝を抜かれた 流暢な日本語のMCから曲が始まる
するとなんとパーカッショニストがいきなりパッドを叩きはじめたのだがそれが「カン、カッカ、カン、カッカ、・・・」という3拍子だったのだ そこから曲に入る あれ、あれ、あれ・・・一瞬眩暈がしたような気分になった
なんと4/4拍子だと思っていたその曲の中に6/8が隠されていたのだ つまりさっきの4/4拍子の裏拍がちょっと遅れるように感じたのはじつはそこに三連符が隠れていたからなんだ
それで僕はやっと理解できたのだ フォルクローレも立派なラテン音楽だったのだ
もちろん地域差とか色々あってこれだけで説明がつくわけではないのだが、少なくとも「リズムが無い」ということではないということがわかってようやく僕もすっきりとしたのだった
さて、ここで日本でも大ヒットした「ランバダ」の原曲・・・これも元はフォルクローレの曲だったのだ・・・をご覧いただこう この「LOS KJARKAS」ってバンド 母国ボリビアでは大スターみたいだ 前で踊ってる女性たち・・・これが「フォルクローレダンス」なのかは不明だけど色っぽいよね
・・・で、1990年に(まだにバブルの真っ最中だ)「石井明美」が歌って日本でも大ヒットそたのがこちら
これもまあいいのだけどオリジナルの持ってるリズムの深さと複雑さにはとても及ばない
いやあ、ラテンって深いよねえ
そしてこのシリーズの最後はその僕らの地元・・・日本に戻ってその現状を掘り下げてみよう
ここにも驚くべき真相が隠されていたのだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス