菜種梅雨         9日

なんか本当に雨の日が増えたなあ・・・「菜種梅雨」と言うのかな 今日はもう午前中から降ったり止んだり

そんなお天気の今日 ペンギンハウスでは
今日最初の演奏者は ototones
尾頭裕文(ds)を中心に組まれたこのインストユニット メンバーは 高宮博史(b)、小見山範久(g),muupy (perc)、福島ピート幹夫(sax) 6年前に一度ここペンギンハウスで演奏して以来の久しぶりの演奏だった ギターの小宮山は「vout」というバンドのボーカルでもある 今日は彼の歌うディランのカバー曲を含めてゲストのトロンボーンアが入ったり、ニューオリンズ、ラテンなどさまざまなエッセンスを盛り込んだ演奏は楽しかった
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2番目はペンギンハウス初登場 ギター弾き語りシンガー スギモトキヨマサ

本来はアコギの弾き語りだが今回はそのギターが”不調”のためエレキギターでの演奏 でもこのビザールギターのサウンド・・・むしろ彼のスタイルに似合ってるような気がした そのちょっと少年ぽい線の細い声・・・穏やかな歌い方なのになぜか歌詞がすうっと耳に入ってくる 不思議な存在感のあるシンガーだ ふだんはバンドもやっているそうだがそのメンバーの紹介のしかたが面白かった これから要注目なシンガーだ・・・そう思う
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「少年」・・・といえばそのスギモトが演奏しているとき1人のギターを背負った可愛らしい少年が入ってきた・・・と思ったら アサダマオ だった

なぜそう思ったか それは今まで肩まであるぐらいのサラサラの髪の毛だった彼女がいきなり丸刈りの坊主頭で登場したのだ 驚くよりは「ついにやったか」と思った 以前からペンマス亜郎に「お前は坊主になれ」とたびたび勧められていたからだ ペンギンハウスで坊主頭女子といえば「藤原愛」「テキサスイチマンジャク」などが有名(?)だが 最近両者とも髪の毛伸ばしているのに、とうとうやったかあ(笑) しかし似合う! 本人が「やたらアタマの形がいい・・・とばかり言われる」と言ってたが、いやいや 中々の美女だよ(笑)
彼女の歌世界は鋭くてファンキーでちょっと毒もある 独特の完成度の高い演奏と音楽の向こう側にあるなにかを引っ張り出してくるその魔法 そして最近は作品のほとんどを占める”ラップスタイル” これがまたいいんだ いよっ!ハンサムウーマン!
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そして最後の演奏者 それがアサダマオとも親交がある 山田庵巳
21世紀の吟遊詩人 彼の奏でる8弦ギターの悪魔的とも言えるような奥行きの深い音に乗せて聴かせるそれは歌というよりはもう小説のようなお伽噺のような・・・でも今日の彼はちょっといつもと違うニュアンスで、なんていうかあえて”ラフ”なルートを選んで走るみたいな・・・いつもはきめ細かいきっちりと造り込むステージをする彼の今日はちょっと”ロックンロール”ぽかったかな なんか楽しいなあ こういうのも
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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