さて、初期のビッグビル・ブルンジー そのレコードデビューは1928年みたいだ
最初の頃はギターだけの弾き語り その当時の演奏はこんな感じ
軽快なラグタイムっぽいギターがかっこいいのだ そのスタイルの原点は「ブラインド・レモン・ジェファーソン」や「ブラインド・ブレイク」あたりにありそうだが、ビル独得のちょっと”突っかかるような”感じがやはり”ミシシッピ出身”ということなのかも知れないが、それが後に独得の”スイングスタイル”に発展していくきっかけになったようだ
ところで、ビルがこの写真で抱えてる一風代わったギター GIBSON が1920年代に作っていた「Style-O」というモデルなのだが、当時GIBSONの売れ筋だったフラットマンドリンをそのまま大きくしてギターの弦を貼ったようなやつ 僕も昔一度弾いたことあるけどネックがむちゃくちゃ太くて弾きにくかった 音はピックギターとマカフェリの中間?
この時代のビルは他のミュージシャンのバックギタリストの仕事も多く務めてたようで「ジョージア・トム・ドーシー」のバックでは軽快な単弦プレイが聴ける
当時の彼は「スタジオミュージシャン」的な仕事もしていたようで、こうして色々なミュージシャンのバックを務めたりセッションをしたりすることが後の彼のスタイルを作って行くうえでの”こやし”になっていたのだと思う
高円寺ライブハウス ペンギンハウス