新しいアコギ用ピックアップが届いた
SKYSONIC という中国のメーカーの「T-903」という機種だ
僕のTAYLOR110eに取り付けるマグネットタイプのピックアップを探していて偶然この機種をみつけた
最初はSUNRISEのS2という定番の多くの一流ギタリストが使ってるものにしようかと思っていたのだが、それを検索しているうちにふとこのピックアップを紹介しているサイトに辿り着いたのだ
そこに書かれてるには「サンライズと同じような仕様のポールピースタイプでしかもPU本体の裏側にはコンデンサーマイクが仕込んであってボディーの音を拾う」 とあった
さて・・・これがどこまで信用できるかは実際試してみないとわからない 大体はこういうレビューは大袈裟にいいことばかり並べているからだ
ただ、2つ「いいんじゃないか」と思うポイントがあった
その1つはこのPUが「アクティブタイプ」だということ、しかも電源は9vだ
もうひとつかとにかく「安い」ということだ amazon で調べたらわずか23760円(税込み)だった
中国製ということもあるにしてもかなり安い ちなみに最近は円安のせいもあってSUNRISEだと安いところでも45000円くらい、定価だと50000円くらいはする てことは約半額だ
「ダメもと」で使ってみる・・・ということにした
今までも僕は色々なメーカーのPUを試してみた
FISHMAN の旧いタイプのシングルコイルアクティブタイプ、レアアースのパッシブタイプ
L.R.BUGGSのM1 ACTIVE などなど・・・
そしてどれも一長一短だったのだ FISHMANのアクティブは電池が小さくておまけに外れ易い、ライブ中にギターを叩いてたら電池が「ポロッ」と落ち焦ったことがある それがイヤで今度はパッシブタイプにしたのだが、これが出力が小さくてノイズが出やすく苦労した
そしてFISHMANのこのタイプの一番の問題点はギターのボディーに装着するステイが弱くて固定が難しいこと これもライブ中に何回かPU本体が「ガタン」と音を立てて落ちたことがある
アコギのトップのサウンドホール部分にはその部分の強度を補強するために薄いブレースが張られてるのだがFISHMANのPUはちょうどそのブレースに乗っかる形になって余計に固定が難しくなる ギター本体の”鳴り”をスポイルしない・・・という意味ではいいのだが(この部分ではSUNRISEはあえてスポイルしてフィードバックを防いでいるようだ)何しろ安定が悪い 仕方ないので僕はこの部分に両面テープを貼って固定させていた
そしてL.R.BUGGSの M1 こちらはアクティブなので音量は問題なかった 固定もわりとしっかりしていた 電池もがっちりとホールドされてたので落ちる心配はあまりなかった ただ、このPUはマグネティックタイプなのにそのPUが同時にギターのボディーの振動を拾うようになっていて、これがあるお陰でボディーの余計な音を拾ってしまい、指の当る音とかピックの掠る音とかが不必要に混ざって使いにくかった
さて、新たに購入したSKYSONIC どうだろうか・・・製品が僕の元に届いた
*この記事を書いているジミー矢島がギターを弾いている動画が最近YOUTUBE にアップされてます 全部で4本 まずは「EVERYDAY I HAVE THE BLUES」をごらん下さい
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