お花見なんだろうねえ・・・午後から雨が降ったけど・・・それでも花見行くんだろうねえ
でも、日曜日の夜のペンギンハウスはなかなかの賑わいだった
今日最初の演奏者は g/vo , g , b , ds の4人編成ユニット 加藤志乃ぶ&Orange Cloude 久しぶりの登場だ
本人たちは「半年振り」と言ってたが、もっと久しぶりのような気がする トレードマークのワインレッドのレスポールを烈しく振り回しながら今日も加藤志乃ぶは熱くアグレッシブに動く それをサポートするバンドも阿吽の呼吸で仲がいいような悪いような・・・楽しいパフォーマンスを見せてくれる 活動暦の長いバンドが持ってるこの雰囲気っていいよねえ それを観てるだけでも楽しいのだ
2番目に登場したユニット ドン珍否島trippers は打って変わってアコースティックなサウンドだ
g/vo のカトウを中心に今日はギター、そして久しぶりにベースが加わった あの摩訶不思議な小さなそれでいてとてつもなく重低音を出すベースサウンドが戻ってきて、なかなかゴキゲンなバンドサウンドだ リードギターはライ・クーダーのような渋いスライドを聴かせたかと思うととてつもなく歪んだまるで”ノイズ”のような音を作ったり・・・面白いプレイヤーだ カトウのあの妙に癒し効果のある鼻声も絶好調だ 最後の2曲は女性サックスプレイヤー広瀬波子が参加した
3番目はまた打って変わったスタイtルのユニット マラカスクエスチョンズ だ
シーケンサーとパソコンで作ったオケにトーキングモジュレーターを使う独得のスタイルで「ボブ・マーリー」の曲ばかりやる彼ら・・・そして会い方のギターはここ三回ぐらいはずうっとインストユニット「elaectric junk」のギタリスト オガワだ
前回のライブのとき僕はふと「・・・じゃないかなあ」と思ったことがあったのでリハのときに訊いてみた 「オガワさんてデイブ・ギルモア好きなんじゃないですか?」と すると
「よくわかりましたね、大好きなんですよ!」 やっぱりね! 最初はジェフ・ベックかな・・・と思ったけどあの独得のうねるようなフレーズにアームの使い方はやっぱりデイブ(デビット・ギルモア・・・ピンクフロイドのギターだ)だったんだ
今日も彼のギターがマラカスサウンドに気持ちのいい色彩を加えていた
そして最後に登場したのは彼らもおういえば久しぶりの出演 g/vo , g , b , ds の4人ユニット 赤い夕陽 だ
カンリーミュージックをベースにしたロックサウンドに歌はこてこての「昭和歌謡曲」という独得のスタイルを追求し続ける彼ら・・・とにかくメンバー全員が”業師”ばかりなのだ 彼らの演奏を観にペンギンハウスでもよく知られたギタリストがわざわざ来るくらいなのだ
そして初めて彼らの「男泪のラプソディー」を聴く人はのけぞる(笑)今日はドン珍のカトウがオオウケしていた 最後はアンコールも出て今日のペンギンハウスライブは「満開」となりました!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス