そっと出すアンプ       12日

さて、今日日曜日は久しぶりにお天気もよく暖かくいい陽気だったね 高円寺の商店街も久々に多くの人が出歩いていたようでけっこう混んでいたなあ

さてペンギンハウスライブ 今日最初の出演者は g/vo , b , ds のトリオ Ken,Kazz&Keiichi だ

リハの時にg/vo の Kenさんから「BOGNERのアンプを使いたいんですが」というリクエストがありこの重たいアンプを出した このアンプは滅多に出さない 重いから(笑)・・・というのもあるが、やはりこのアンプはしっかりとしたギタリストに使ってほしい・・・というのもある(リクエストあれば出しますよ そのかわりいい音出してね) まあ重いのだが(笑) もちろん彼ならこのアンプを鳴らすのに充分な実力のあるギタリストだ 今日もストラトを縦横無尽に弾きまくりながらちょっとアメリカンロックのテイストのあるいい演奏をしてくれた 今日は割りとインストに重点を置いていたような・・・それだけにBOGNERが重要になってくるわけだね
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2番目の演奏者はペンギンハウスには初登場となる ハヤカワ拓哉trio だ

ただし、リーダーでギターのハヤカワは「Bag’s Group」という別のジャズ系ユニットでここにずうっと出演しているのでお馴染みだ その彼が作った g , wb , ds のトリオは今日が初舞台なんだそうだ

オーソドックスなジャズっぽいスタイルでハヤカワのオリジナル曲をやる 彼の曲はちょっとファンキーで面白いのだ それを若いけどテクニックと研ぎ澄まされたセンスを持ったメンバーが織り上げてゆくと独得な風合いが出てくるんだよなあ・・・21世紀のジャズってこうなんじゃないかな・・・そう思えてくる 三人のコンビネーションが気持ちよかった そうそう、ハヤカワがギターを弾く時実に楽しそうな顔なんだよなあ
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さて、3番目はやはりg , b , ds のインストトリオ Butzmetz LingerieZ だ

もうペンギンハウスではすっかりおなじみになった彼ら 平均年齢は前のトリオよりはかなり上だ このユニットもギターのヨネヤマのオリジナルを中心にスタンダードを彼ら流の味付けで演奏している このトリオがまた全員超テクニシャン スタイル的にはかなりビートの強い曲が多いのだが、これがまた変則リズムなんかを多用する超難しい曲ばかりだ ヨネヤマのオリジナルの「F/J/J」はフランク・ザッパ、ジェフ・ベック、ジム・ホールという彼の好きな3人のギタリストにトリビュートしたものだそうだが聴いてると・・・なるほど とにかくすごいギターを今日もかましてくれた
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そして今日最後の演奏者は vo , g , b , ds , key の5人編成の Nolavo だ

そういえば今日の出演者の中でここのボーカルのユーコが唯一女性だ まあ、ペンギンハウスでは珍しくはないのだが今日の比率は1:13だねえ

もう彼らの作り出すサウンドとユーコのボーカルと・・・このコンビネーションはすっかり貫禄もついて実にいい味と香りを出しているなあ 今日は新曲それも初披露の曲があった 「ハレバレ」というサンバ調の明るい曲だった 彼らはけっこう緊張していたみたいだけどしっかりとした演奏、さすがだねえ~ ここのギタリストはお馴染み マディー山崎 今日のほかのギタリストたちに比べると決して超絶プレイヤーではないのだが、ユーコのボーカルのバックで実に絶妙でツボを得たギターを弾く じつにスケベなのだ(笑) いやあ・・・今日はいいギタリストたちといいバンドたちをたっぷりと味わったなあ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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