何が起きるのか始めてみなければわからないのがライブの醍醐味・・・それにしても
今日最初の演奏者は 9413 だ
vo/g ,b,ds ,perの4人編成 vo/gのアツシを中心にメンバー一人一人の個性も違う楽しい仲間が集まったポップでパンキッシュなR&Rバンドだ
・・・ところが急きょ今日はバンドではなくアツシのソロということになった どうやら日程についてメンバー間で連絡の行き違いがあったようだ
今日はそのあと出演するのはバンドばかり そこで彼にはいつもの9413の時と同じく上手にセットしてもらってのソロパフォーマンスにしてもらった ちょっと淋しげな風情だが
それでもばんどのときと同じむしろいつもより溢れ出るような気合とパワーで彼は歌ってくれた
そう、最近の「9413独り」はいいのだ
2番目に登場したのは今回がペンギンハウスへは5回目の登場になるロックバンド 西荻cocksだ
このバンドの面白いところは毎回メンバーが入れ替わるのだ それもボーカルが替わるというのはあまり聞いたことない 今回のボーカリストは3人目だ それに最初はギター弾いてたメンバーがいつの間にかベースになり5→4人編成になった
それでも毎回わくわくするようなゴキゲンなR&Rナンバーを気持ちよく演奏してくれる
そして今回のスペシャルゲスト「チカ」という女性のギタリストが加わりまさに客席も興奮の絶頂・・・その時だった 客席がすごく混んでいたので経ってPAをしていた僕は身体がふらつくのを感じた
「おや、眩暈か?」そう思ったらそうではなかった 店が揺れている それもけっこう大きい揺れだ ペンギンハウスは地下なので余程の自身でもそんなに大きくは揺れないのだが、ちょっと立っているのが危なく感じるほど 店のカウンターのペンダントライトがゆらゆら揺れる そして長いのだ
一瞬あの2011年の大地震を思い出した お客さんの何人かは恐くてか店の外に出て行った
しかし、ステージで演奏しているメンバーは誰一人として動揺することもなく演奏を続けてる 地震も収まりライブはそのまま何事もなく続き最後は大盛り上がりで終了
終了後演奏者にさっきの地震のことを「気が付いたか?」と訊ねた「エッ、そうだったんですか」
誰も気がついてなかった さすがはロックンロール!
3番目に登場したユニットは マラカスクエスチョンズ
サンプラーにパソコンそしてトーキングモジュレーターとギター・・・この不思議な組み合わせで演奏するナンバーは「ボブ・マーリー」だけという異色ユニットだが、このサウンドもペンギンハウスではすっかりお馴染みになっている
そしてギターは今日も「electric junk」の小川だ この組み合わせが僕は一番気に入ってる とくに表現力豊かで超絶な彼のギターはいつ聴いても気持がいい そしてほかのすべての楽器とトーキングモジュレーターを独りで操作するワチケンの神業のようなプレイもちょっとドキドキするようなところが堪らないのだよね
そして今日最後に登場したのはg , b ,ds , の3人編成 Butzmetz LingerieZ だ
演奏は正統派インストユニット 全員超テクニシャンアッパー系な演奏それに検束ビートやそれぞれのソロプレイも毎回楽しませてくれる
さっきの地震で電車が止まっているとの情報もありメンバーが揃うか始まる前に少し心配もあったがなんとか全員が揃い今日も気持ちのいいインストナンバーがどんどん出てくる
最後のナンバーは今日が初公開だという「エルサレム」という曲でした
地震のほうは大きな被害も出なかったみたいだけど、ちょっと心配になったねえ 最近噴火もあったしねえ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス