ソウルは沁みる      13日

6月ももうすでに真ん中近くになってきた 今日13日土曜日のペンギンハウスはバンドばかりが顔を並べている

最初の演奏者はvo/g ,b,ds ,perの4人編成 9413 だ
パワーポップのような彼らのスタイル 最近はvo/gのアツシのソロバージョンが続いたが久しぶりにメンバー4人全員が揃っての演奏 アツシも嬉しそうだ そして全員での9413サウンドはパワフルで爆裂していた 今日は客席の反応もよくてそれがまた彼らの”ロックスピリッツ”に火をつけた

いいコールアンドレスポンスを楽しみながら今日の9413は本当に伸び伸びとロックしていた
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さて、2番目の演奏者は THE COX だ
これは元「西荻cocks」と名乗っていた vo , g ,  b , ds の4人編成のロックバンド 彼らも最近はよくペンギンハウスに出演してくれている

このバンドの面白いのはライブのたびにボーカルが替わるのだ メンバーがそのつど入れ替わるというのはそう珍しいことではないが「ボーカル」が・・・というのはあまりないよなあ

今まで3人別のボーカルが参加したが今日はその最所に出たメンバーでの演奏 彼らは主に60~70年代のロックのカバーをするのだが、客席には彼らと親しい友人や音楽仲間も多く来て居て、ちょっとアットホームな雰囲気の中で伸び伸びと演奏しているのがいいねえ

途中ではかれらをここに紹介した「Go Goマーチャンズ」のマサキチとカツラがゲストで参加 いいやあ、盛り上がったねえ
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3番目に登場したのはペンギンハウス初出演のユニット vo , g , g , b , ds 5人編成 の AKI BAND だ

「初出演」と言ったがここのボーカルは今まで「Go Go マーチャンズ」のライブなどで何度もゲストとして出演している そう、このバンドもまたマーチャンズつながりのバンドなのだ

演奏は前のTHE COX と少し違いブルースたR&Bをベースにしたジャズっぽい黒っぽいスタイルだ またボーカルのいい感じにしわがれら声も余計これに味を加え、多分僕と同世代かもう少し上かも知れないギタリストは実にシブい味を出していた 「What a Wonderfull World 」そしてBBをトリビュートして「スリル イズ ゴーン」 これも渋かったなあ
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そして今日最後の演奏者はb/vo,g ,dsのトリオユニット クズ男
長身のボーカルマツモトの体格には似合わないようなハイトーンの声でパンキッシュなのになぜか切なく悲しげな歌 クールそうなギタ リストのノリボーイ でも何と言ってもこのバンドの大事なカラーを出しているのはドラムのツノダだ

決して上手いわけではない 元々ボーカリストだった彼・・・一度だけ歌うのを見たがかなりいいボーカリストだ・・・その彼がこのユニットに入って生まれて初めてドラムをやることになった

どことなくぎこちないドラミングでもあるのだが、彼はとにかく演奏中いつもニコニコしてるのだ まるで顔でドラムを叩いてるように ムードメーカーでもある

今日はその前がノリノリのバンドが2つ続いてこのあとではやりにくい・・・と思ったがクズ男はいつものクズ男だった そして客席に居て誰よりも彼らの演奏に聴き入ってた人物がいた

それは「マーチャンズ」のマサキチ・・・「音楽は腕じゃなくてソウルが大事だよなあ・・・」

そういってたマサキチの言葉が今日は沁みるなあ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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