ターボもかかって    19日

今日は企画ライブだった ペンギンハウスでもお馴染みのギタリスト新城ヒデキが企画するこのイベントは2~3ヶ月に1回くらいのペースで開かれているが、毎回実力の有る魅力的な出演者でおおいに盛り上がる さて、今夜は・・・

今日最初の演奏者はペンギンハウスへは2回目g/vo , b , ds のトリオユニット イケダ タクヤ団 
彼らの演奏はリーダーイケダタクヤのオリジナル中心のレパートリー、ちょうどロックとポップの中間くらいの位置に居るような感じの彼らだが、その両方のテイストをすごくしっかりと濃く併せ持っている どすんと来るロッキンビートに曲は親しみがあり楽しいのだ 前回は長く伸ばしていた髪をばっさりと丸刈りにしたイケダタクヤ 精悍な感じがまたグレッチのギターと似合ってる
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2番目に登場したのはペンギンハウスには初出演の EXPERIMENT 

なんとvo/key , g , g , b , p , dsの6人と言う大所帯 ところが訊いたら本来はあと2人居て8人、今日は少ないほうなんだそうだ ぎたーが2本あってキーボードとピアノ・・・ふと70年代に活躍したインストユニット「STUFF」と同じだな・・・と思った そう、彼らもギター2本が中心になったインスイトナンバーを気持ちよく披露してくれた ところがインストが2曲ほど続いたあと、それまでキーボードを弾いていた女性メンバーがステージの中央に出てきて今度はヴォーカルを・・・それも「ユーミン」「松田聖子」「サディスティックミカバンド」などの70年代の懐かしい歌謡曲のヒットメドレー、そういう年代くらいのベンバーで構成されてるこのバンドらしい楽しい演奏だった
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そして3番目に登場したのはなんと DBSз 
ハラ☆タカシ(g)、大橋とおる(b)、福島紀明(ds)のインプロ系インストトリオの彼らがこういうイベントに出るのも珍しいが、ハラによれば「日曜日のペンギンハウスに出るのもほとんど始めてかも知れない」とのことだ

確かに僕もそうだと思った そして今日はわりとポップ色の強いスタイルのバンドが続いたあとでちょっとインプロ色、本人に言わせれば「パンクな」彼らがここに登場してどんな反応が来るのか・・・僕もかなり興味を持ってステージを見つめた 今日もソリッドでエッジの立ったハードな演奏だ ところが1曲終わったとたん客席からはものすごい拍手と歓声が返ってきた これにはさすがのハラもちょっと驚いたようだけどそのあとは実に気持ち良さそうにいつものDBS3ワールドが全開だった 最後はアンコールまで来たのだ!
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最後はもちろん今日の主催者 新城ヒデキ&チリビーンズ
今日のメンバーは 新城ヒデキ(vo.g)によく華村灰太郎ともやってる今福知己(b)、それにここにやはり出ているユニット「Ken.Kaz&Keiichi」のメンバー松川敬一(ds) の3人だ これはかなり強烈な顔ぶれだが新城のオリジナルをこの3人が料理するとまあ~恐ろしいほどビートが深くてヘビーでゴキゲンなロックサウンドになった 知己の毎度お馴染みの「酔拳ベース」のねちっこさと松川のストイックなまでのタイトなドラミング・・・新城のボーカルもギターもいつもに増してターボがかかってるようだった 途中EXPERIMENTのギタリストがゲストで参加したりアンコールでは皆で「アイシャルビ リリースト」をシングアウトしたり・・・いやあ、盛り上がったねえ

まあ、今日も素晴らしく迫力と聴かせる力を持ったすごいバンドばかりだった 皆さんお疲れ様でした さあ、あとは・・・呑もう!
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