縄文小話      2

ところで皆さんは「縄文人」というとどんなイメージを持ってるだろうか 意外と多くの人が毛皮のパ原始人ンツをまとって槍なんか持ったいわゆる「原始人」といったイメージを持ってるのではないだろうか

ところが、色々な各地から出土したものを調べてゆくと縄文人の衣服は驚くほど進化していてしかもお洒落だったことがわかる
それは土器や矢尻などに混じって多く出土されるさまざまなアクセサリー類、あるいは土偶と呼ばれる人型の人形の形などから想像されるのだ
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調査と研究から復元されたものがこんな感じ 当時すでに麻などから織物を作る技術もあったし植物などから染料を取ることもやっていたようだ そして彼らの美的センス・・・ どう?すごくファッショナブルでしょ
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もうひとつ、縄文時代ってどれくらい続いてたか知ってる?
実は今川1万5千年くらい前ごろに始まって3千年くらいまでは続いてた つまり1万年以上続いていたのだ
たとえば縄文のあとに広がった「弥生時代」はせいぜい5~600年程度、天皇家が日本を統治したのが起源4世紀ぐらいからだからまだせいぜい1800年くらい
そう考えると実は日本の歴史のほとんどは縄文時代だったといえるのだ
ところが、そんなことは日本の学校ではほとんど教えない 「縄文時代というのがありました」と軽くko_01_1説明されるくらいでしかもその時代は人類はほとんど石器を使って動物を追いかけて暮らす原始的生活だったというイメージが植えつけられているのだ
これには実はちゃんとした理由があると僕は思ってる つまり天皇家が日本を支配して「ヤマト」という国ができるその前に実はもう日本を治めていた強力な勢力があったという事実を隠さなければならなかった“事情”があったのだと思う

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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