CD制作裏話  23

さて、今日からはそれぞれの曲についての細かい説明をしていこうかな

まず「EVERYDAY I HAVE THE BLUES」

この曲のバンド編成はリズムギター、リードギター、ベース、ドラムス717

まずはリズムギター これはエレキギターを直接レコーダーにつないで少しエフェクトをかけたがほとんどダイレクトな感じで録音した

リズムに関しては普通のパターンの1拍目、3拍目を「ジャーン」と伸ばして2拍、4拍で「ジャッ」と切るパターンの逆で刻んだ つまり「ジャッ・ジャーン・ジャッ・ジャーン」というパターン

このリズムパターンはあまり使ったことが無かったが、バッキングとして曲にゆったりとした膨らみを持たせるためにこの形にした

リードギターは手本としては「Tボーン・ウォーカー」や初期の「BBキング」あたりのスタイルを参考にしてかなりジャズ寄りのフレーズと音色を作るように心がけた(注;この動画はあとで撮ったもので、CDのフレーズとは微妙に違っているのはごカンベン)

ドラムは典型的なシャッフルスタイル、とにかくアルバムの最初の曲なのでちょっと賑やかにでもあまり派手にはならないようにと瀬山くんも考えたフレーズを使ってくれてる

そしてこの曲はなんといっても安威俊輔のウッドベース 最初は僕が全曲エレキベースで弾こうと思ってたのだが、やはり安威くんの最近のベースがあまりにいいのでぜひ参加してもらおうと交渉してこの曲でも弾いてもらった

結果として瀬山ドラムと合わさってじつにスインギーでいい楽曲になったと思う

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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