夏が来れば    24日

いやあ、急に涼しくなっちゃったねえ・・・あの「猛暑」の日々がなんだかずいぶん前だったかのように・・・

今日24日はめっきり涼しくなってちょっとTシャツ1枚でいいのかあ~・・・
そして今日のペンギンハウスライブ 最初の演奏者は 西山諒
ア コギとボーカルというシンプルなスタイルだが不足感を感じさせない  リズムとノリの切れがいい若いシンガーらしい迫力と繊細さが同居するこの新鮮さ・・・でも最近の彼の演奏は何かが違ってきている 言葉で説明するのは難しいのだが、同じ曲同じ演奏なのだが「圧」が違うのだ 元々声はよく出るほうだったっから「声量が上がった」というのでは片付けられない何かがこの若いシンガーの中で起きている それを見ているのはとても楽しい 今日最後にやった最近のオリジナル「ハロー・バイバイ」も名曲だなあ
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2番目に登場したのはやはりギター弾き語りシンガー 照井vincent
ギターとピアノを彼は弾くのだが、今日はアコギのみでの演奏 前に出た西山とはまた違った涼やかで柔らかな世界を持つシンガーだ いつも「どういう意味なんだろう」と思いながら訊けずにいるのだが「アンシャダージ」という曲にはなんとも言えない深みのある色彩を感じるのだ

そんな彼が本当に「これぞ」というテイストを出したのはあの高田渡の名曲「生活の柄」・・・それをまったくメロディーを変えて彼風に味付けをした演奏・・・まるで別モノ(笑)

元々「生活の柄」は詩人「山之口獏」の詞だからどんなメロディーだっていいわけなのだ なんだかちょっとお洒落になった「生活の柄」by 照井vincent・・・渡に聴かせてやりたかったな
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そして3番目に登場したのは2人組ユニット ららばいてりい&さっちん

今日も欧米の名曲に彼ら曰く「勝手な解釈で付けた」歌詞で歌うスタイルは毎回ちょっとスリリングで「福袋」のような楽しみもある 今日は僕はPAとドリンク係を兼業だったのであまりじっくり聴いてるヒマが無くて残念だったけどそれでも「House of Rising Sun」の日本語バージョンはグサグサと刺さってきたなあ・・・
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そして今日最後に登場したのはミ ヌマ(g)シラコ(per)じゃいあん(b)の3人組 MΛNTRΛ

いつもゴキゲンな曲をゴキゲンな演奏で聴かせてくれる彼らの演奏は夏の疲れも忘れさせてくれる

なかなかイキな選曲をする彼らだが、何曲目かでギターのミヌマが弾きはじめたメロディー・・・これは「あれ」じゃん!「あれ」だよ!歌詞はすぐに出てくる・・・「夏が来れば/思い出す・・・」だよ!

だからタイトルは何?・・・どうしても思い出せなかった(笑) 終ってからミヌマに訊いた

「ああ、あれですか・・・”夏の思い出”ですよ」 そうだった!

もう「夏」は「思い出」の中に消えてゆくのかなあ・・・でも高円寺にはまだ「阿波踊り」があるけど・・・
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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