男たちの晩夏   26日

いやあ・・・もう「涼しい」を通り越して「寒く」感じるほど冷えた今日の東京・・・最高気温が21度だって? それってもう10月ぐらいじゃないのかあ もう夏も終りが見えてしまった今日26日

最初の演奏者は Lovin’ Cup
とても「大人」を感じさせるシンガー&ギタリスト深尾公章 彼を中心にして藤田厚史(g/vo)、乾勝彦(b)、芝原秀司(ds)というメンバー その深く充分に練られた曲と説得力のある歌 バツグンな実力で送り出す演奏は聴いている者をいつも気持ちのいい極上の時間旅行へと連れてゆくのだ
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2番目からは弾き語りシンガーが続く まずは コイズミツトム

枯れのいつもさりげないように歌に込められた”風景”が聴いててじっくりと心に染み込んでくる 今日の演奏はなんか去り行く夏に思いを寄せているようで・・・そして彼がMCでこう言った「色々なことがあった夏が終わりかけている今日は”男たちの晩夏”ですね」・・・そういわれてみれば出演者は全員男だ
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そして今日2人目の弾き語りシンガー 羽賀和貴

いつも予測不能なパフォーマンスをする彼だが、今日は演奏前に僕にこんなリクエストをした

「すみません、マイクを3本・・・それも三角形になるように立てて上の1本にはリバーブを、もう1本にはロングディレイをかけてください・・・」と

言われたようにセッティングをし、いよいよ枯れの演奏が始まった それは・・・言葉で説明するのがすごく難しい・・・一種の「ハプニングアート」のような・・・その3本のマイクを信じられないようなコンセプトで使う彼のパフォーマンスは強烈だった さすか羽賀! いやあ・・・凄い!
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その羽賀が”荒らしまくった”後のステージに上がったのはこの二人 フレデリック書院(山田庵巳+福沢ユウ)
アコーステジックギター弾き語りの鬼才山田庵巳があらたに組んだユニット ジプシージャズ風のサウンドにのせて演奏される曲は「煮たまご殺人事件」とか「ぬるぬるおじさん」など笑えるような楽しい曲が多いのだ

そしてリハできっちりと作り込んでおいて本番で「ぐしゃっと」壊すというパフォーマンス・・・完全主義者の庵巳にしては珍しい現象が起こっている それを周りがみんな楽しんでいる

このフレデリック書院のライブは本当に楽しいのだ いやあ・・・しかし今日も色とりどり・・・「晩夏」だが決して「挽歌」にはならないのだ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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