今日19日(土)は企画イベントだった タイトルは 『DAIOHJO!!Presents「つぼフェスVol.1」』
「DAIOHJO」とは以前「ポーキーズ」というユニットでボーカルをつとめていた大山克幸が組んだバンドだ そのDAIOHJOの企画で今日は3組が登場 いやあ~素晴らしい演奏者ばかりだった
最所に登場したのはアコギ弾き語りの 増子周作 というシンガー
こんな実力派ばかりのバンドが揃った中に弾き語りでアコギで・・・正直「どうなんだろう」という一抹の心配をしていたら・・・あ~らとんでもない!
このまだ22歳だという若いシンガーはそれはそれはすごい実力者だった 大きなGIBSON J-200を抱えたけっこう小柄なちょっとひ弱そうな若者という見た目は彼が演奏を始めたとたん見事に吹っ飛んでしまった 上手い! ギターのピッキングもボーカルも、実にパワフルで素晴らしい
そして彼のオリジナルの曲も鋭く現代を風刺するような歌詞がかなりいい ちょっと出てきたばかりの頃のボブ・ディランを思い浮かべちゃったよ・・・いいなあ
2番目に登場したのは vo , g , b , ds の4人ユニット アナコンダ
事前の情報で「ソウルミュージックをやるバンドだ」ということは薄々知ってたがいざ本番は・・・
ボーカルがリハに来れず実際の演奏は本番のフタを開けるまで僕も未体験 さて、ボーカルがステージに立つ ギターを中心にゴキゲンなファンクビートがステージを揺らす 歌が始まった
うーん、いい声だ! すごく味のある「塩辛声」・・・「オーティス・レディング」というよりサザンソウルの「O・V ライト」とかかなり泥臭い・・・ほとんど「ハウリング・ウルフ」に近かったなあ
それに曲はすべてオリジナル、それも日本語で・・・ソウルミュージックの「ツボ」をうまく日本語と組み合わせていいサウンドを作ってた・・・とにかく「熱い!」 いやあ~いいなあ
そして今日最後の演奏者はもちろん今日の企画者 DAIOHJO!!(ダイオージョー)
メンバーは大山克幸(g/vo)、山口克彦(g)、さとう純(b)、杉山章二丸(ds)の4人
とにかく全員上手いプレイヤーだ そして何とも言えない人間的魅力を持ったプレイヤーばかりだった そのメンバー同士の人間関係の暖か味も加わって実に聴いてて気持ちのいい演奏だった 大山は以前「ポーキーズ」でボーカルをやっていたときはソウルミュージックのカバーばかりをやっていて、それはそれでよかったのだが今日のバンドではすべて日本語のオリジナルばかり、それもソウルではなく「サザンロック」の匂いがぷんぷんするいいサウンドだった
いやあ~これだけ気持ちのいい演奏ばかりが続くと本当に時間が経つのがあっという間
もう僕も「大往生」しちゃうかも(笑)
高円寺ライブハウス ペンギンハウス