さて、以前紹介した「オープンGチューニング」
このチューニングを使ってスライド奏法といえばこの人を紹介しないわけにはいかない
「ミスターナショナルギター」とも言っていい異端のギタリスト「ボブ・ブロズマンBob Brozman」
何が異端ってこのギタリストはとにかく「NATIONAL」のリゾネーターギターそれもスチールしか弾かないのだ 演奏スタイルはブルース、ハワイアン、カリプソ、ジャズ・・・と幅広いのだがとにかくナショナルだけ そしてその超絶テクニックはもう「スゴイ」を通り越して「そこまでやるか」といいたくなるほど
ひとつのスタイルを極めていた人だが惜しくも一昨年59歳で亡くなってしまった それでは彼のプレイ もうクレイジー!
このチューニングは一方ギターを横に寝かせて弾く「ラップスタイル」にもよく使われる
ハワイアンのギターはこのチューニングで弾かれていたものが多い
実は僕も20代はじめの頃ハマっていた「ジミー・ロジャース Jimmie Rodgers」に影響を受けこのラップスタイルを始めた 21歳のときに「シバ」の「コスモスによせる」というアルバムのバックで弾いたスライドギターが僕の音楽キャリアのスタートだった そんな想い出がこの奏法にはあるのだ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス