伝染る?         7日

さて、昨日の話の続きなんだけど 僕が今もうひとつはまっているのが「恐竜」の動画だ 去年の夏に上野の国立科学博物館で開かれた「恐竜展」に行ったほどの恐竜好きなんだが今YOU-TUBEでけっこうそういった関連の動画が「ジュラシックパーク」以来多く作られててそのCGの技術も本当に素晴らしいものばかりだ その中でも面白いのが色々な国で作られたいわゆる教育向けのような長編のやつで内容がたとえばドイツのだと恐竜の殺戮シーンがけっこう残酷だったり、韓国のものだとT-REXの親子の涙の子離れシーンがあったり・・・けっこうお国柄が出て面白いのだ

さて話は今日のライブのことにしよう 今日のタイトルの伝染る・・・その感染源になったのはやはりこの泥窪なのかも知れない 今日の泥窪はなんかよかった 実は前回のライブのときに発表しそこなったレイ・チャールズの「I Got a Woman」をついにやった 本人はかなりビビリながらの演奏だったが、どうしてなかなか良かった やはりこういう黒っぽいのをやるのに彼の声はすごくあってると思う もうひとつやった他のアーテイストの曲のカバーもよかった 今日の泥窪はのびのびとしかし緊張感を持ったいいステージだった

その緊張感が伝染ったのか・・・2番手のINISIEも最初から緊張感がすごかった いきなりギターのボリュームがMAXに近い爆音で歌うというより呟くというより叫ぶに近い表現 それはやはり魂から出てくるような演奏だった そして、最近必ず彼がやる「カバー」 今日は何をやるのかと思って聴いていて驚いた なんとピート・シーガー作そして日本では60年代に中川五郎が歌ってた「腰まで泥まみれ」だ 今のほとんどの人は知らないと思うがこれは高田渡の「自衛隊に入ろう」にならぶ反戦歌 最近は五郎ちゃん本人もまた歌っているらしいが音楽の歴史の中でもうすでに埋没してしまっていたような曲をよく掘り出してくれたものだ そしていつもやる岡林の「私たちが望むものは」はINISIE流のいい演奏だった

その若手(二人とも35歳だそうだ)二人の演奏をどんな思いで見ていたのだろう まさか伝染ったのじゃないだろうけど、次に登場した大ベテランのらりはsoloの演奏はいきなり炸裂するようなストラトの音で始まった しかし・・・なんというのだろう 彼のギターはどんなに烈しく弾いても常に官能的なんだよなあ 決してむやみに早弾きするんじゃないんだけどダイナミックレンジの広さと持ってる引き出しの多さと直観力とキャリアかなあ・・・僕も同じギター弾きとしてすごく勉強になる 実は今日、本番前のリハで実に緻密に時間をかけてボーカルのサウンド作りを一緒にやったので僕も真剣だ こんなにやりがいのあるいい仕事をさせてもらえて光栄だ それにしてもあの猫をテーマにした曲での猫の声のような音・・・最高によかった

そして、ついにこの人にも伝染ってしまったか!本日最後のミノルBグッド いつも元気たっぷりだが今日のミノルは最初から元気余ってほとんどアグレッシブだ ここまで来ると僕も薄々勘付いてきた これは伝染ではなく皆の中に共通に潜在している「怒り」が噴出しているんじゃないかってこと その怒りって・・・わかるよね ミノルはとってもショウマンシップがあって気持ちも優しい男だ その彼がこういう烈しい表現をするのも今の時代なのかも でも、全体的にはやはり限りなくポジテイブないつものミノルワールドで、気がつけば店中がすっかり彼のこの「陽」の気に感染してしまう これはすごい力だ いつのまにかさっきまで鬼神のような演奏をしていたらりはが嬉しそうに手拍子している ミノルのポジテイブさは最後はすっかりペンギンハウス中に伝染ってしまった それにしても・・・ミノルはよく動く 写真が全部ブレる!

・・・そして高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする