いお天気だが寒い気候になった いよいよ今年に冬将軍もやっと思い腰を上げたようだ
さて、今日13日(水) は4組の男性シンガーたちが登場
その最初の演奏者は 泥窪 だ
今年最初のペンギンハウスへの出演 今日は長年使い馴染んだエレキギター「あかねちゃん」を抱えての登場
最近はヨガのトレーニングを積んでいる彼、引き締った体躯から出てくる声にはますます力強さが加わったようだ
今日は「つまらないブルース」から始まりお馴染みの「恋してカラムーチョ」や「大きな声で」などの曲に今日は新曲「真綿の闇」を披露 彼ならではのいいメロディーの曲だった
2番目の演奏者は 井上ラジャン
前回の出演から「民雄」からこの名前に改名 その「ラジャン」という名前は今から15年くらい昔彼がやろうとして頓挫したバンドの名前だそうで、心機一転して始めようという気持ちで今回つけたそうだ
弾き語りシンガーの彼はその艶のある伸びやかな声で歌われる曲には思わず聞き入ってしまう魅力が詰まっている オリジナル曲もすばらしい 今日は前回に続いてエレキギターを抱えての登場 その優しくしっとりとしたギターワークと歌は一体となってすごくナチュラルに聴く側に伝わってくるのだ
3番目に登場したのは 山田健人
ボーカルだけ 楽器は一切なしですべての曲がアカペラというスタイルなのにその歌力で最後までじっくり聴かせる そしてその歌は聴く者の心の奥にまでしっかりと届く
今日の彼は高田渡のごく初期の名曲から始まった 1曲1曲をすごく丁寧に織り込んでゆく彼の声にはついつい皆が聴き入ってしまう 釣りが好きで多いときは一日に3回も釣りに行くという彼の声には海風に吹かれているような味がある
そして彼の「何か言いたいことありますか」・・・この曲のメッセージは本当に重いのだ
メッセージといえばこのシンガーもすごくストレートではっきりとしたメッセージを常に発信している
今日の最後に登場するのはもう今年に入って2回目というハイペースで出演してくれている弾語りシンガー Tatsya Inagaki
ガレージロックユニット「ROCKBOTTOMS 」のg/vo である彼はソロのときは一切アンプもマイクも使わずに生音での演奏 そこから届く音と歌には強いメッセージがある
それだけではなく最高質の演奏で皆を本当に楽しませてくれるのだ 今日もいきなり1曲目から僕の血液は沸騰しそうになった 先日亡くなったデビッド・ボウイへのリスペクトもこめた曲も・・・世相も懐もこんな寒い夜に・・・心の中には暖かいものが一杯だ
高円寺ライブハウス ペンギンハウス