初雪の降った東京   12日

知らなかった・・・昨夜から今朝にかけて東京都内でも雪が降ったんだってね そういえば昨夜帰り道に何か冷たいものが顔に当っていたっけな

それにしても今日は寒い! 12日(火) 高円寺も空はずうっと曇り そしてペンギンハウスライブはけっこう久しぶりなこのバンド Mr.ばろうず から始まった
g/vo,g,b,dsの4人編成ユニット そのアバンギャルドで扇情的でそれでいて冷めたサウンドとぐいぐいと喰いこんでくるようなボーカル この魅力はほかではお目にかかれない

それに驚くのは彼らの音楽は毎回進化し続けているってことだ 独自のスタイルを一歩も譲らないという頑ななまでの姿勢を守りながら・・・裸電球1こだけの灯りの中で蠢くのは巨大なものだ
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今日2番目に登場したのはお馴染みピアノ弾語り 藤原愛
今日の彼女の最初の曲はもう代表曲の「ヨッパライ帰り道」 何度も聴いているこの曲はいつもより何倍も心に・・・そして胃に沁みた

それはつい先日彼女も居たペンギンハウスで僕はしたたか呑んでしまって帰り道はもう千鳥足・・・それこそあの曲の「白線越えたら あの世行き」がシャレじゃなくなるところだった

そして「私はお猪口になりたい」 これも沁みたなあ・・・そうかあ、彼女の曲は全部沁みるんだ

今日最後の曲は「やっぱりこれだよね」という感じの「そこにある」・・・やっぱり沁みる
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今日3番目に登場したのはギター弾き語りの鬼才山田庵巳組んだアコースティックユニット フレデリック書院 
ジプシージャズ風のサウンドにのせて新しい庵巳ワールドがはじまってからもうずいぶん経つ

メンバーは最初からの福沢ユウ(wb)にクラモトキョウコ(accordion)最近になって中島セイゴ(ds)が加わってしっかりとしたバンドスタイルになってジプシージャズスタイルを基本にしながら庵巳曰く「Jポップに寄り添ってゆく」というコンセプトを展開してきている

それにしても最近の庵巳のキャラの変わりようにはびっくりする 以前、8弦ギターを抱えてソロでやっていたときは一触即発の地雷みたいなところがあったが最近はまるでゆるキャラみたいな・・・それは言いすぎか(笑) なんか笑ってしまうんだよねえ

今日のフレデリックの最後の曲ではやってくれた「半分のバナ~ナ!」 大笑いしたよ!
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そして最後に登場したのはこれもお馴染み2人組 半バナナ
デリシャス王子こと林漁太とベースライオンこと安威俊輔が組むこのユニット 今年もいきなりハッピネスの種を蒔きまくる 今日の王子「漁太」は顔にスパイダーネットのメイクをして登場 これはやっぱりデビッド・ボウイを意識したものだったんだね

音楽界はまた大きなものを失ってしまったんだね だからこそ半バナナにもがんばってもらいたいねえ 今年はいい年にしようよ たとえそうでない流れがどんなに強くなっても
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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