そこが高円寺      18日

いやあ~、降っちゃったねえ 昨日けっこう烈しい雨の中、びしょ濡れになり003ながら家に帰り風呂に入ってたらそれまでかなり強い雨音がしてたのが急に静かになった

たぶん「そうだろう」と思って窓の外を見たら案の定雨は雪に変わっていた(クリスマスじゃないのにさ) そして朝にはまた雨になったらしいがけっこう積もった雪は都会の足元を見事にさらったようで、今朝の通勤通学は本当に大変だったみたいだね 皆さんお疲れ様でした

そういうわけで道ばたに積み上げられた雪で入り口がちょっと狭くなった今日18日(月)のペンギンハウス・・・ライブが始まった

最初の演奏者はまだ高円寺に住みはじめて半年くらいなのに他の誰よりも高円寺っぽいこの青年 飯嶋光太郎
若いこのシンガーソングライターは現在も成長中だ その社会を真っ直ぐに見据えた彼の口から出てくる歌はダイレクトで瑞々しい 言葉がくっきりとしっかりとこちらに伝わってくる 今年も楽しみなシンガーだ
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2番目に登場するのはもう高円寺に何年居るんだろう まさに「ミスター高円寺」と言っても誰も依存が無いようなこの男・・・華村灰太郎
ギター弾き語りでとてつもなく烈しくまた優しくダンサブルで叙情的な彼の世界はいつも尖っている ブルースよりもロックよりもさらに深いところから湧き上がってくる歌 それは彼自身なのだ

実は前に出た光太郎と灰太郎は今同じ職場に勤めてる まあ灰太郎のほうがかなり先輩なのだが・・・その職場で今日ちょっとしたハプニングがあったそうで・・・若干テンパってた灰くんだが、そのせいか今日はバラードの曲が多かった バラードでも彼の歌はパンチ力があるのだ ばすんばすんとこちらに向かってくる こんなシンガーがいる・・・そこが高円寺だ
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3番目に登場するのは 岡田哲+ハナコ
去年最後の30日のイベント以来の登場だ あのときは時間の制限があってゆっくりと聴けなかった彼らの演奏を今日はたっぷりと聴けた それにしてもこの二人のコンビネーションは日増しに強くがっちりとしたものになってきた 私生活でもコンビというのもあるのだろうけど、そこはやはりプレイヤー同士だから馴れ合いや甘えは許されない その中で本当にいいユニットサウンドになってきている

また今日のハナコのジャンベの力強さ・・・「ちょっとしたロックドラマーよりパワフルだ!」客席で観ていたある人物がこう言ってた 僕もそう思う
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そして今日最後に登場するのは今年最初の MΛNTRΛ
ミ ヌマ(g)シラコ(per)じゃいあん(b) この3人の演奏はとても洗練されてジェントリーなのに聴いてるとなんか身体が動いてきてしまう

そして今日はいきなりのっけからド3連のブルーススタイルの曲からスタートするという意表を突くスタート ここのバンドリーダーミヌマの選曲はいつも意外性があって必ずサプライズなところがあって面白く、そしていつも楽しませてくれる ジャズでもロックでもクラシックでも・・・彼らの手にかかるといとも容易く MΛNTRΛサウンドになってしまう こんなことが出来るのは彼らと「Mr.マリック」くらいかも知れないね
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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