足元を見ながら   19日

昨日の雪がまだかなり残っている 今日はちょっと思うところがあったので立川の「諏訪神社」・・・(つ002まり「諏訪大社」の支所・・・なのかな)にお参りに行ってきたがその道のりは本当にデンジャラスだった 今年の冬はこんな日が多いのかな ちょっと憂鬱になる そんな19日(火)

でもペンギンハウスではそんな気分をはじき飛ばすようないいライブが開かれていた

最初の演奏者は スギナミガールフレンドフォーエバー
同じ京都出身のシンガ-ソングライターワカバヤシ(vo/g)が普段はこの名前でソロで出演することが多いのだが今日は元々バンドであるメンバー、イノッチ(vo/sax)そこにドラムも参加してもう本当にパワフルでパンキッシュでそれでいてどこか洒落のあるポップなバンドサウンドになっていた

今日はリハのあとで綿密に3人でコーラスの練習をしていた彼ら その結果が本番でいい形を作っていた 最初のうちは「足し算」だった彼らが今日は「掛け算」を構成していた いいなあ、最後に3人でやった「サタデイナイト」 最高だった!
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2番目はそのイノッチの紹介で京都からやってきたシンガーソングライター ペンギンハウス初登場の リー・ルード

どんな人かと思ってたらムチャクチャ明るいアッパー系の青年で「そうかあ、京都にもこういう人居るんだ~」と妙なところで感心してしまった

本番前にいただいたセットリストには「9系統に乗って」「Hank-You」などと鉄道に関るタイトルの曲が入っていた 終了後、本人に「もしかして”鉄っちゃん”?」と訊いたら「そうですわ」と

そして彼の販売用のTシャツには「Railroad&Baseball」のロゴが・・・つまりR&Bか(笑)

途中、関西方面でしか手に入らないドリンク「ひやしあめ」を「これ、ノドに効くんですわ~」などという笑えるMCなどを入れながらなかなかヒネリの利いた面白い曲が多いこのシンガーの印象は大きかった
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そんな鉄チャンのリー・ルードの演奏を聴いていた彼女はちゃんと彼女らしい「返句」を用意していた 3番目に登場した 藤原愛

今日は「東京日没」「里帰り」などという彼女らしい鉄道歌をメニューに入れてきた ここらへんが彼女の酒脱なところだ そしてすごく久しぶりにやったという曲・・・タイトルは聞き忘れたが・・・「吸われて燃えて捨てられて・・」という煙草の気持ちを歌ったいかにも彼女らしい曲

聴きながらふと僕は昭和歌謡曲の名歌手「西田佐知子」を思い浮べていた

そして今日の最後の曲は「豆電球」 つい先日あの宮崎悟がカバーした曲だ そして曲のエンディングの瞬間・・・2つのスポットライトとLEDパーライトのスイッチを同時に切るという僕の作業・・・うん、うまくいった!
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そして今日最後に登場したのはソロギター弾き語りの タカダダクミ的 

本人は「こんなメンバーの対バンで僕がトリなんて勿体無い」みたいなことを言っていたが・・・いやいや、トリをとっても余りあるくらいの存在感がこのシンガーにはある

曲はすべて日本語のオリジナル そしてアコギを弾いて歌う歌は言葉と声がひと塊になってズッシーンと聴き手の心の深くまで届く 彼の言葉のひとつひとつがまるで弾丸みたいにこちらに突き刺さってくるのだ こういうシンガーは70年代から活動している「三上寛」「友川かずき」「友部正人」などに通じるところがある 貴重な歌うたいが、高円寺ペンギンハウスにはたくさん居るのだ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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