ドラムの日    23日

なんか「夕方から雪になるぞおお~!」というイヤな予報が出ていた今日23日(土)

ペンギンハウスは雪になんか負けないぞお!

今日最初の演奏者は久しぶりに登場のvo, g, b, ds の4人編成のこのユニット 三文芝居

昭和歌謡曲をハードロックでやってしまうという有りそうで無さそうなコンセプトの彼ら・・・演奏は本当に懐かしいような60年代のロックをベースにしている ギタリストは顔を別にすれば(笑)もうまさにジミヘン、ジミー・ペイジだし 実は学校の先生だというドラムの女性は実にパワフルで骨太なサウンドだ

そんな演奏にまるでコラージュのようなのだが見事に昭和歌謡曲がハマってしまう 不思議なのだがこれが滅法ハマルのだ
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2番目に登場するのは去年12月の「カーリーズ」の企画イベントで初登場して今回がペンギンハウスへは2度目の登場になるg/vo , g , g ,b , ds の5人編成のユニット Percy & The Dogs
ここのドラムはあのたこボーbandなどでお馴染みの岡田堅一 彼のドラムはまた居合の剣のように鋭く重い そしてここのボーカル・・・しわがれたシブい声で・・・いいんだよなあ 魅力的だ なんでもこのバンドのほかのメンバー達からは「歌丸」と呼ばれてるそうだ それだけ高齢ってことらしいけど(僕よりはずっと年下だけどね)

彼のオリジナル曲もどこかペーソスがあってじんと沁みてくる いいバンドだなあ
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3番目はもう最近はすっかり常連になってくれてる g/vo , g , ds のトリオユニット モトメイ
ここのドラムの川本真太郎は「cracks&rabbits」のメンバー 堀内順也(g)そしてリーダーの村尾修一(g/vo) という顔ぶれ 村尾は「村おっさん」の愛称で親しまれている何ともいい天然ぽいキャ ラと不思議な暖かみを持った歌い方と声にはなんだか懐かしさがある

彼の声も暖か味があって僕は好きだ そして前半はアコギ、後半はエレキオでそこにさらにこのあと登場する中村大がベースで参加する もうかなりパワフルなロックユニット・・・でも村尾のボーカルは決してかき消されない強さがある そして最後の曲では川本がピアノを弾くという多才ぶりを発揮
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そして最後はその二人 中村大×川本真太郎
その本番前に川本が僕に頼みがあるという 何かと訊いたら「バスドラムの中の詰め物を全部出しちゃいたいんです。そうしないとあいつのベースの音圧に負けるから」

なるほど、確かにそうだ 中村大のベースはそれは重量感とアタックがあってミュートしたままのバスドラじゃ敵わない 喜んで協力したよ

そして二人の演奏が始まった

元々「cracks&rabbits」というバンドで一緒にやってる同志 もちろんそれだけに呼吸もぴったりなのだが、そのお互い容赦しない音の応酬はまさに対決だった 川面ともさっきのモトメイのときは見せなかった烈しいドラミングを繰り出す いやあ~すごいバトルだあ

それにしても今日はどこもドラムが素晴らしかったなあ 今日はドラムの日かな
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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