なんか今日のペンギンハウスの楽屋(って無いけど)は相撲の話題で盛り上がっていた 今日24日(日)大相撲初場所の千秋楽で大関の「琴奨菊」が優勝 日本人力士の優勝は10年ぶりなんだって・・・そうなんだ
さて、場所はペンギンハウスの話に戻る 今日最初の演奏者はインプロギタリストの ジョコンダの憂鬱
いつも演奏前にその日の演奏のイメージについて簡単に喋ってから始める彼 今日はよくわからないけど何か「ダークサイド」のようなものがテーマだと言う
そして演奏が始まった 針が落ちるほどのかすかな音から爆音まで彼のギターはおそろしく広く深いレンジを行き来する ただ、今日はそのあとの出演者を観に来たお客が出入りしたりして客席がちょっとざわついていた そのせいか今日の演奏は短めだったのが残念!
2番目はこれまた超個性的演奏スタイルを持つソロミュージシャンの ソラトブ
エフェクターを駆使したり常に実験的ともいえる独特なサウンド作りをする演奏者だ ギターだけでなくボーカルにもエフェクトか けて彼の作る音楽世界は現実離れした感じだが、歌われる曲は詩情にあふれている
そして今日は前回に続いて彼の友人のライトアーティストが参加 その作り出す不思議な映像世界はまた彼の演奏にさらに幽玄な深みを与える 今日はデビッド・ボウイに対するオマージュを彼独特のスタイルで表現していた そんな彼に客席からは大きな拍手と「イエイ!」という掛け声まで・・・そういう事態に慣れてない彼がちょっと戸惑ってたのが面白かった
客席から「イエイ!」と声をかけてたのが次に登場するバンドのベーシストの神沢が居る g/vo , g , b , ds のユニット 9000sonics
荒ぶる男たちの爆音集団 そのエグいくらいにdeepでheavyなサウンドにはその底を一貫して流れるブルージーな感性が溢れている このサウンドにやられたらもうクセになってしまうのだ
そしてここのギタリストのウッシーが琴奨菊に似ていると今バンドの中で噂になっているそうだ(笑)
たしかに・・・ちょっと似てるかも 神沢は大の相撲ファンで国技館にもよく通ってるそうだ
そして彼らの演奏はまさに「張り手」と「がぶり寄り」の連発! 一気に土俵下へと転がり落ちる・・・え、誰が?
今日最後の演奏者はロックユニット「マーブルシープ」のリーダーベテランロッカーの松谷(g/vo)が組むロックユニット KEN MATSUTANI AND
その70年代を彷彿とさせるボトムの低いロックスピリットは客席を巻 き込んでクールでエキサイティングだ 今回のメンバーはKen(ag/vo), Ajima(g), Rie(b) ,Kaoru O(ds),Keiji Ronson(g)
なんとツインギターをバックに松谷のアコギがザクっと切れ味の鋭いリズムを刻む
今日もたっぷりと「王道」のロックを聴かせてくれたよ
ところで皆さん・・・知ってた?
今日のライブレポートで僕のこの連載が「1111回」を迎えたことを
ぞろ目なんだよねえ 次に4桁のぞろ目になるのは「2222回」・・・いつ頃だろう・・・計算してみた
今のペースでいくとすると大体2019年の9月位かな 東京オリンピックの前の年だ
それまで元気に続けていられるかな・・・とにかくがんばります これからも宜しくね!
高円寺ライブハウス ペンギンハウス