サウンドトラック      21日

お天気もようやくあがって晴れ間が出始めた今日21日(日) ペンギンハウスでは企画ライブが開かれた タイトルは「変態音楽の夕べ vol’2」&平和堂CD「サウンドトラック」発売記念ライブ
前回も大好評だったインストユニット「平和堂」が企画 彼らが呼んだ最高に”変態”なプレイヤーたち・・・出演は全部で3組

最初の演奏者は 起き上がり赤ちゃん
なんと起き上がりこぼしとガラガラの音だけで作ったおもちゃの音楽!ステージに置かれたテーブルぼ上にはまさに大小7つの「起き上がりこぼし人形」が! 懐かしい反面これだけ並ぶとちょっと不気味でもある(笑)

「演奏」はまさにその人形を揺らして出てくるオルゴールのような音を使っての本当の演奏だった!

驚くのはそれぞれの人形の音階がぴっちりと合っていたことだ これってメーカーのほうでちゃんとそういう風にセットしているのかとその演奏者の(人形遣いの)タカヤマさんに尋ねてみた

すると「何百も購入してその中で音がちゃんと合うものだけをチョイスしている」とのお答え

おそろしく手間がかかっているのだ! それにしてもこの音色・・・元々赤ちゃんを寝かす目的で作られたものだけに・・・心地よくて聴いてるうちにうとうと眠ってしまいそうになるのだ
001003006004

2番目に登場したのは g , ds , sax の3ピースユニット sheeps

平均年齢ががなり若いバンドだと思う 演奏は徹底的に「モード奏法」で押し通すというジャズ寄りのスタイルだが、その根底を支えるビートはまたがっしりとロックの土台の上に根を下ろしている・・・そんな感じがした ここのギターがまたいいなあ・・・ソリッドで輪郭のくっきりしたメロディーラインをピックを使ったりフィンガーピッキングでやったり時々タッピングやヒッティングも交えたりスライドバーらしきものを実に効果的に使ったりと・・・アグレッシブな演奏なのだけどじつに上手くギターをコントロールしていた そして三者の3つの音が生み出す緊張感・・・いやあ、スリリングだった!
011007008009

そして3番目今日ラストの演奏者は今回の主役でもある 平和堂
key , b , ds , シンセドラム という4人編成の楽団のサウンド ただ、今回はベースが急病でお休み、代わりにサックスが加わっての演奏だった

生のドラムとシンセドラムの音が抜く雑に絡み合い そこにさらにキーボードが一層の深みを加えて・・・そう思ってるとドラマーが持ち出す怪しげでチープな笛(のようなもの)類・・・

彼らの演奏はいつも魔法がかかっているような不思議な時空間に聴く者を誘う

今回発売した新譜「サウンドトラック」・・・聴くのが楽しみだ!
012013015014016

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする