最後は電車道     12日

いやあ、今日のペンギンハウスライブ・・・流れから言ってとてつもない内容になってたよ

今日12日(土) 最初の演奏者はペンギンハウス初登場のvo+gの2人編成 All or Nothing
ボーカルのMARIEは元々ゴスペルを歌うシンガー それにギターのヨッシーが実にいい感じのバッキングをつける ゴスペル以外にもスタンダードや色々なポップスのカバーも入れ・・・二人でいい空間を生み出す 聴きながらふと僕が一時ハマってたvo+g のduoの「タック&パティー」を思い出した 今日が二人での初ライブだそうだからこれからが楽しみ 最後の曲はMARIEがインフルエンザにかかったときに出来たという彼女のオリジルソングだった
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2番目はペンギンハウスには長いこと出演しているユニット「Lovin’ Cup」のメンバー深尾(g/vo)と藤田(g/cho)のDUO FUJITA&FUKAO
アコースティックっぽいテイストでオリジナルからカバーまでじっくりと聴かせる 今日のThe Band の曲では藤田が見事にロビー・ロバートソンのフレイジングを弾いてた このギタリストやはり只者じゃない そしてえらくクラシカルなROLANDのリズムボックスを使った曲ではなんだかレトロで懐かしい空気も作りながら・・・大人のロックという演奏だった
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3番目はがらっと変わる それは大人・・・ではあるのだけど、いつまでもガキっぽいツッパリを身上とする最強R&Rユニット 9413

今日もg/voのアツシのどぎついメーク(今日はどちらかというとスタートレックのスポックみたいだった)にdsのブルースの相変わらず人を食ったような出で立ち・・・自らを「色物」と称する彼らの思い切りのいいステージは本当にストレートで厭味がなく気持ちがいい

一方でアツシが東北出身ということもあって彼らには「ダダダでバババ」「ベイビー・アイラブユー」「アフターグロウ」というどれも震災に関係した名曲がある 3/11 だからとかいうことよりこの曲を常に演奏し続ける彼らに僕は敬意を覚える いやあ、最後はおそろしく盛り上げてくれたなあ
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そしてその演奏を客席で観ていて「ヤバいなあ~」と思わず洩らしていたのが今日最後に登場する マグマトロン g,b,ds のインプロインストユニットだ

いやいや、そう言っても彼らの演奏はもう「横綱電車道」だよ! そのパワーとスピード感と怒涛のように繰り出すサウンド・・・もう押し相撲のような・・・ギタートリオで始まり途中では サックス/フルート、バスクラリネット、プラクラリネットという完全にブラストリオになったりまた最後はギタートリオに戻ったり・・・しかしその音圧と迫力が少しも鈍ることなく一気に押し出すような演奏・・・あっという間だったなあ

しかし何という展開なんだろう! ペンギンハウスライブの凄みがたっぷり出ていた今日だったなあ
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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