おや、何だか天気がいまいちだなあ・・・おまけに寒い！ もう３月も終りが近くてサクラも咲いたというのに（僕はまだ見てないが） そんな今日２４日（木）のペンギンハウスライブ
最初の演奏者は「青の戦士」の異名を取るギター弾き語りロッカーSHOTGUＮ BLADE
そのアグレッシブな歌い方を支えるのは烈しく深くボトムを持った1本のギターだけ・・・そこから撃ち出されるビートが聴く者を連射する！ 彼と出会ってからもう４年が経つ その年月の間どれだけ彼の演奏を見てきたことだろう 彼の演奏のときのギターの構え方、立つ位置と足の置き場・・・おそらくほとんど変わっていない 青いシャツも青いギターも青い稲妻模様のストラップも・・・
しかし彼は進化をし続けている 特に最近作ったロックンロールの曲がいいのだ 進化はエンディングでも見せてくれた 今日はじめて使ったという「フランジャー」・・・別に珍しくもないエフェクターなのだがその使い方がすごくかっこ良かったのだ
２番目はアコギ弾語りの 西山諒
繊細な表現をする彼だが最近はなんだかパワフルになってきた 特に今日はギターのストロークがすごい迫力だったなあ～
そして最近の作品 「冷たい日（陽？）」・・・この曲がいいんだよなあ
そして３番目は TOMO
ハーディーガーディー・・・このなんとも不思議なヨーロッパの民族楽器を操る男は一筋縄ではない そこにはヨ－ロッパだけでなくアラブやアジア色々なエッセンズが深く込められている その音は一度聴いたら忘れられない
今日はアラブ地方の歌も入れてフットストンプも入れながらの演奏 これが驚くほどダンサブルだった
本当に自然にこちらの身体が動いてしまうんだ 彼は今まで色々な種類の民族楽器を弾いてきたそうだが、最後にこの楽器に辿り着いた・・・なるほど、本当に不思議な魅力がある（まるでドラッグみたいな）楽器だ！
そして今日最後はおなじみの弾語りシンガー Tatsya Inagaki
いつもはアコギを抱えて客席のほうへ座ってアンプラグで演奏している彼だが、今日はステージに・・・そして肩にはストラトが抱えられている それに隣には今演奏が終わったTOMOが
そのハーディーガーディーとギターでインプロ的な演奏・・・そして今日は歌ではなく詩の朗読を・・・それも「原爆」のことを詠った詩・・・かなり激烈な世界・・・ところどころではTOMOがハーディーガーディーを弾きながらボイス・・・それは呻きとか叫びのような・・・すごいパフォーマンスだった
最後にイナガキはギターを普通に弾いて歌った それは彼のまさに彼らしい曲「憲法９条」の歌だった
