みんな変でみんないい    22日

さあ、いよいよ春らしくなってきたぞお~ 花粉も飛びまくってるぞお~!

今日22日(火)はまた実に個性的というかアクの強い出演者が勢ぞろい

最初の演奏者は 地味KEN
ブルースを基礎にしながらさまざまなジャンルにも挑戦し続けるそのスタイルは長年のキャリアと腕っ節に裏づけされている その艶のあるボーカルと表現力たっぷりのギターとのコンビネーションは彼だからこそ それにしてもあの歳であんな曲やっちゃうからなあ~

おまけにライブやりまくってる・・・どこまで元気なんだろう!

そして、おや?この曲は・・・最後に弾いたギタ-インストは・・・あの曲だ!
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そして2番目はなんとこの人 藤原愛
登場して最初に弾きだしたのが「ヨッパライ帰り道」 そう、さっき地味KENが弾いてたのはこの曲だ そして「日の丸」久しぶりに「街の声」・・・そして最近作った「台所に立つ女」「私はお猪口になりたい」・・・こういう日常の素材の中から見つけ出して拾い上げる彼女の感性はすごいのだ!

今月末の30日(火)にはその藤原愛企画のライブがここである 「まぼろしの町」というタイトルのこのイベント 恐ろしいほどの個性派が顔を揃える
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そして3番目は・・・この人も「変態ギタリスト」という称号をリスペクトをこめて送りたい それは ソラトブ
エフェクターを駆使したり常に実験的ともいえる独特なサウンド作りをする演奏者だ ギターだけでなくボーカルにもエフェクトか けて彼の作る音楽世界は現実離れした感じだが、歌われる曲は詩情にあふれている

そして毎回「何か」を仕込んでくる彼・・・今日もカセットプレイヤーをギターのピックアップで拾う・・・そこに出てきたのは何やら女性が何かを吟じている音声・・・なんと与謝野晶子が自分の短歌を詠んでいる音・・・こんなものを平気で素材に持ってくる・・・非凡な彼の才能が今日も暗がりの中で光を放っていた
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そして最後はこの人たちだ 鬼才ギタリストが組んだアコースティックジプシージャズ的ロックバンド(?) フレデリック書院

フクザワユウ(wb)、クラモトキョウコ(accordion)、ナカシマセイゴ(ds)・・・この才能豊かでしかもタフなプレイヤーが揃ったユニットは庵巳のどんな無茶振りも平然とこなす

ハプニングや事故までもエンタテイメントにしてしまうこのバンドのしたたかさは毎回「何が起きるんだろう」という不安と期待の混じった特別な時間を巻き起こす

いやあ・・・今日もたっぷり楽しんだなあ・・・本当、みんな変で自由だ!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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