切り取って  25日

今日はいきなり悲しいニュースが飛び込んできた ”エンケン”こと遠藤賢司さんが今日10月25日朝に逝去した 70歳だった だいぶ前からガンで闘病しているのは知ってたが、あの人ならきっとまた元気で戻ってくると思ってたのに・・・残念! ご冥福をお祈りします

では今日25日(水)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はtoyosick アコギ弾き語りシンガー 今日ふと気が付いたのだが、彼の歌う声のキーがとても低いのだ その低音のところできっちりと美しい声が出せるのは彼の強みだなあ その低いキーで歌われる曲はたとえば最近の新作「絵巻きアイランド」や「人でなし」などで威力を発揮する ふたつともなかなか不気味なのだが(笑)その味をたっぷりと出せるのだ

2番目に登場したのはスギナミガールフレンドフォーエバー いつ見てても思うのだが、「サニー」とか「当局ゴースト」なんかで見せる彼のアルペジオはちょっと不思議な独特なスタイルを持っている 普通は親指が低音部を規則正しく弾きながら人差し指などが高音部分のメロディーを弾いてゆくのだが、彼は逆なのだ 人差し指と中指で高音部を交互に規則正しく弾きながら親指が低音部でメロディーを作っている 誰にも教わらずにこのスタイルを編み出すところが彼の才能なんだなあ

3番目に登場するのはありなだシンガーソングライターなだのきよしきと旧い音楽仲間アリタが組んだアコーステシックユニット 今日はそこになだのきのもう一つのユニット「半PEKO」のメンバーでもあるハナコがパーカッションで加わり「アリナダ&ハナコ」になった この顔ぶれでの演奏は初めてなのだそうだが、2台のガットギターにパーカッションが絡んで柔らかだけど締まりのあるサウンドになってた 今後しばらくはこの編成でゆくそうだ これは楽しみだ

そして今日最後の演奏者は藤原愛 彼女が夏の間録音作業でライブを休んでいたのと、たまたま僕の休みがぶつかってたので、なんだか久しぶりだ 今日はその前に出たtoyosickやスギナミの2人が映画好きだというところから彼女自身も映画に思いを馳せていた 季節はあっというまに秋~冬になっていきそうな今日のような日・・・時間の進む速さに戸惑いながらもしっかりと季節感も演奏の中に織り込んでゆく彼女 今日最後の曲はそんな彼女らしい「毛布」を題材にした曲 日常の中からちゃんと自分らしさを切り取ってそっとそこに置く・・・そんな作業をしっかりと見せてくれた

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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