今日10日(金)は梅雨の中休みといった感じのお天気 昼間の外はけっこう暑かった
さて、ペンギンハウスライブ今日は3組が登場
最初の演奏者はギター弾き語りの 浅井かすか
実は今日彼の抱えてるギターはちょっとした訳があって僕のSAKATAだ エレキもアコギもいつも素晴らしいギタープレイを見せてくれる彼が使うとあのSAKATAはどんな音になるんだろう・・・
そういう興味と期待を持って彼の演奏を見ていた いつもはエレキかナイロン弦のギターを弾いてる彼には僕のフルスケールのレギュラーゲージのスチール弦はちょっとしんどいんじゃないかと思ってたらリハのときに触ってみて「すごく弾きやすい!まるでエレキギターみたいだ」と言ってくれたのにはちょっと驚いたが、それを使っての彼の演奏はいつものあのキレとセンシブさが同居する素晴らしいサウンドと演奏になっていた 彼が弾くと僕のSAKATAはキラキラとブリリアントな音を出す もしかすると僕より彼のほうがこのギター似合ってるんじゃないか・・・そう思ったぐらいだ
そしてそのギターをオープンGチューニングにして弾く彼の代表曲の「マジックバス」・・・う~ん・・・いい!
その浅井のプレイを食い入るように見つめていたのが2番目に登場する 伊藤悦士
アコースティックギタリストの彼は ブルースやラグタイムを基礎にしたインストギタリスト そのプレイは決して派手ではないがゆったりと心に沁み込む
今日はいつものブルースやラグタイムに「A列車で行こう」「ハニーサックルローズ」「ハウハイザムーン」などのジャズのスタンダードナンバーも演奏していたが、これがまた面白いアレンジだった
彼のギタープレイを見ていていつも思うのは左手のベースランがものすごく滑らかでしっかりしてることだ だからギターソロでもすごく安定感がある 僕もすごく勉強になる それにしても彼のレパートリーがどんどん広くなってゆくのにはいつも舌を巻かされる
そして今日3番目の演奏者はソロギター弾き語りの タカダダクミ的
彼のギタープレイは決して達者ではないけどそのかわりにそのストレートにジャキっと切り込むストロークから出る音は本当に鋭さとなんか心を洗われるような潔さがある
今日は新曲や今まであまりやったことのない曲なども披露してくれた そのステージの終り近くなってギターの弦が切れた 4弦だったそうだ
終ってから彼が僕にこんなことを言ってくれた
「今日音がすごく気持ちよかったです」
そうかあ~気持ち良過ぎてついつい力が入っちゃったのかな そういえば今日の彼のギターはいつもよりさらにパワフルに鳴っていた
高円寺ライブハウス ペンギンハウス