今日の夕方にはまいった! 1回リハのはじまる前ににわか雨が降った これもかなり烈しい雨でしかも突然・・・最近の東京の夏にはすきものになってしまった「ゲリラ豪雨」だ しかしわりと短い時間で雨雲は去っていった
しかし、そのあとにもっとスゴイのがやってきた 今度はリハが終って店をオープンしようとしてた時だ さっきよりもっとスゴイ強烈な豪雨が襲ってきた この雨は今日の出演者やお客さんに色々な影響を与えてくれた
さて、そんな中始まった今日14日(木)のペンギンハウスライブ 最初の演奏者は スギナミガールフレンドフォーエバー 今日もワカバヤシ(vo/g)のソロバージョン
何でも2週間前にひいた風邪がまだ治ってないそうで、ちょっとノドがしんどそうではあったけど、パッションの密度はいつもどおり 彼が好む「30秒以内の曲」を今日も披露・・・本当はこういう曲ばかり60曲くらい作ってそれをバンドでやりたいのが夢だそうだが、メンバーには不評なんだそうだ(笑) スロウナンバーの「サニー」ではディレイを使ったりと・・・演奏の幅も広がってきてる彼・・・最後の曲はやはり30秒以内の「サタデイナイトは外出ない」・・・で締めてくれた
2番目は 岡田哲&ハナコ のアコースティックユニット 岡田家
これを「オカダケ」と読むのか「オカダヤ」と呼ぶのか・・・物議の元になっていたが、彼ら自身が「オカダヤ」と発したのでこちらで決まりだ!
岡田哲・・・彼らしい優しさと柔らかさのたっぷりある曲と歌い方と リズムカッティングがすごく切れ味良くて気持ちのいいギターにハナコのパワフルでタイトなジャンベとのDUOはもう呼吸もぴったりだし独特の爽やかなリズムユニットになってる
今日はなんと一昨日できたばかりだという新曲を披露してくれたが、今までの彼の曲風とちょっと違うブルージーなメロディーがすごく新鮮だった
3番目に登場するのは ケチャップス
なだのきよしき(vo/g)、渋田広一(g)、宇賀K助(ds)、源一郎(p)、木下徹(b)のユニット その大人っぽさ満載のアコースティックサウンドでゆったりとハートフルなオリジナル曲をしっとりと聞かせてくれる
今日リハのあと出かけていた彼らだがオープンした頃になだのきと木下の2人がびしょ濡れになって戻ってきた よりによって雨の一番烈しいときに外に出たそうでもう本当に濡れネズミ
このままではヤバいので2人して近所の古着屋さんへシャツを買いに行くことに
雨の影響はここのピアノの源一郎にも・・・ 神奈川から電車で来る彼は小田急線が止まってしまい完全に足止めを食ってしまったそうで、このままではライブに来れない・・・それでなんと「横浜線」で八王子まで回ってそこから高円寺にやってきたそうで(距離は約2倍になる)本番ギリギリでなんとかやってきてくれた
色々あったがそういうわけで無事に全員揃って「ケチャップス」の演奏が始まった いつものナダノキのお馴染みのオリジナルに今日は最後の曲になんと珍しいカバー曲を・・・それも70年代のあの「はっぴいえんど」の懐かしい曲だった!
そしてアンコールに応えてやったのはやっぱりこの曲 「新しいシャツ」だった
さて、そのケチャップスの西谷と木下がそのままステージに残り木下は学期をベースからギターに持ち替え今日最後に登場したのは 木下徹バンド
今度はギタリスト木下徹を中心に したユニット 毎回メンバーが替わるが、今回は以前木下&安威DUOのゲストで出ていた竹内信次(マンドリン)それにベースとドラムが入った5人編成
このメンバーでジャズのスタンダードナンバーやゆったり系のインスト・・・そして今日はマイルスの曲もやったり・・・それぞれのソロのときは大きな拍手が起きる
土砂降りの雨のお陰か・・・今日はなんだか最初から最後までアットホームなペンギンハウスだった
高円寺ライブハウス ペンギンハウス