アコギの弦の交換    (後)

さて、後半です 実際にどうやって弦を張ってゆくか 細かいところに注目を!

6)まずヘッドのペグです この弦を通す穴をなっすぐブリッジの方を向くようにしておきます そこへ弦を通します 穴に入れた弦がまっすぐになるようにします
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7)弦がぴんと張った状態にします そして弦がナット(ネックの付け根の弦をのせる白い部分)に当ってる部分を指でつまみます
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8)そのまま弦をすうっと引っ張ってそしてちょうど1フレットの部分まで持ってきます
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9)その位置で今度はペグの穴に当っているところの弦(余っているほうではありません)をぐうっと押し付けるようにして折り目をつけるようにします ・・・こんな感じ この折り目がきちっと付いてるとあとで弦の緩みが抑えられます
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10)そうしたら折り目のところがしっかりペグの穴にくっつけた状態で弦をつかみぐるっと1回し巻きつけます このとき巻いた先が必ずペグの内側を向くように(スロッテッドヘッドの場合は逆でペグの先端に向けてです)
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11)そしてまずはみ出した余計な弦はここでニッパーなどで切り取ります 大体5ミリくらい出てるくらいでいいでしょう これを残したままだと弦を巻く作業をするとき邪魔になるので そしてここが一番肝心! 一巻きした弦の先がペグ穴の切り取った弦の下にくるようにします
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12)そうして弦を巻いていきますが弦同士が重ならないように、かならず巻いてゆく先が下のほうへ向かうようにします このとき空いている手の親指で余っている弦の部分を押さえ込むようにするとうまくいきます
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13)こうして次々に巻いていきます そして1,2弦はプレーン弦(巻きのない弦)で細いので巻き取る長さを長めに(大体2フレットのちょっと手前ぐらいまで戻す)します
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14)巻き終えたらまずブリッジピンのところに浮き出してるところがないか1本ずつよく押し込んでおきます そして弦を真ん中あたりをつかんでぐっと引っ張って(切らない程度の強さで)さらに緩みを修正していきます 最後はチューナーを使ってチューニング はい、これで完成です!
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高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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