吟遊詩人・描写とは  6日

今日も非常にいいライブを目撃できました。描写とは。言葉を使う歌とは、なんなのか。考えさせられました。さて今日6日(木)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は聡#亮
ペンギンハウスでもお馴染みの弾き語りシンガーソングライター多田聡のユニット。
しかしこのユニット名、疑うことなく「聡井亮」読みはソウイリョウ? 本日のリハーサルが終わった後、ユニット名の由来を尋ねたら・・・「あ、これ、真ん中はシャープ(#)です」・・そ、そうだったのですね。井戸の「井」だと思ってました、ごめんなさい!
正式には「聡#亮」なのですね。読みは「サトル シャープ リョウ」ですか?と訊ねると 「あ、シャープは読みません」 とのこと。もし私が大阪ノリだったら、ここで何か突っ込むところでしょう。
ライブは聡さんのノリのいい歌に、亮さんのピアノがバッチりあって、素敵なライブでした!
アコースティックギターはフレットを全て打ち代えたそうで、よく鳴るようになったと嬉しそうにしていたのが印象的でした。

2番目に登場したのは西山諒

ライブ前、1人で静かにカウンターに座りギターの弦を張り替えていました。
ライブの前には必ず弦を張り替えるようにしているそうです。
毎回張替えすると弦の出費も馬鹿にならないのですが、オーディエンスへいい音を届けるため、表現のため。えらいなあと思うのです。

「何も無い日」がテーマになっている曲が多いようですが、何も無い日の事をここまで叙情的に表現できるのはすごいと思います。本当にドラマチックなのです、日常ってこんなにもドラマチックに描けるのかと感動します。

3番目に登場するのは照井vincent&Tendernessギター弾き語りシンガー照井のユニット 安定したドラム&ベースに乗っかって、照井さんの歌詞が少しずつじわじわと入ってきます。バンドとして完成しているなあ、とアレンジや構成を聞いて感じました。

個人的には繊細なアルペジオがとても良かったです!

そして今日最後の演奏者は山田庵巳

ライブを通して、まるで一つのお話を聞いたような気持ちになりました。21世紀の吟遊詩人です。
8弦ギターを自由自在に弾きこなしながら歌う、話す。
正確なリズムでランニングベースを弾きながら、まるでラジオのフリートークのように次々と話題が飛んできたかと思うと歌が始まり、途中でまたトークが絶妙のタイミングで入るのです。ああ、山田庵巳のライブは文章でお伝えすることは不可能!他の誰とも違う、彼独特な世界です。

三毛猫の歌が(お話も)やお婆ちゃんの歌が個人的に印象的でした!

レポート: 本日のPA ヤマノ
今日のオムニバス動画です
                  

 

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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