夏バテなのかな  8日

台風は昼前には関東から遠ざかり真夏の空が戻って来た その灼熱の中歩いて阿佐ヶ谷の「七夕まつり」を見に行ってきたのだ

かなりの暑さ・・・・ちょっと脳をやられた・・・かも

・・・と言い訳を言うのにはわけがあるのだ

では今日8日(火)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はBehring
いつもなんだが彼女のMCは面白い 前回に「渋谷で突然ナンパされた」という話の続編があってその後”つたや”に入ったら見知らぬ人から「お勧めのCDありますか?」と声をかけられたのだそうだ なんか話しかけやすいのかな 今日の彼女はなんだかとても嬉しそうだ よく笑う それに対して歌はどっしりと重たい かなり暗いし湿り気もある でもそれがじっとりと粘着的なのではなくどこか乾いているところもある 悲しいことにも毅然と運命に対峙し続ける女性の姿勢を彼女は持っている

2番目に登場したのは照井vincent

前のBehringから「声がいやらしい」と言われた彼・・・それは悪口ではない つまり色気があるのだ それにしても確かに歌詞に「一房のおっぱい」なんて出てくるわけだからその指摘は間違ってはいないんだろう 彼の歌にはつねに情景的なところが濃厚にある 音と声でそれがさらに増幅される カバーだというが「蝶々」という曲も良かった

さて、ここで本当に謝っておかなければならないことがある

じつは前の照井とこの後に登場した藤井美陽・・・この二人の動画を僕はうっかり撮り忘れてしまっていたのだ だから「夏バテかも」と言ったのは実はこのことがあったからなのだ 言っておくけど二人とも本当に素晴らしい演奏だった もうひとつ言い訳をさせてもらえば僕はこの二人の歌に引き込まれすぎたのかもしれない そういうわけでここでのお二人の写真は前回のときのものを使わせてもらった

美陽の歌の歌詞には本当にドキっとするようなセンテンスがぎっしりと詰まっている 「世界の卵を抱いて・・・世界を見ていた」・・・なんて視点なんだろう

ガットギターを弾いての弾き語りを始めてちょうどほぼ1年経つという彼女 最近出来たばかりだという「アイスケーキ」という曲も、それから僕がいつもすごくインパクトを受ける「光の動物園」という曲 この中に出てくる歌詞で「テーブルの上で待っている動物たち・・・気味が命をくれるのを・・・」すごい詞だなあ ちょっと髪の毛を切ってショートカットになった彼女をお見せできなかったのが残念!

そして今日最後の演奏者はTatsya Inagaki
今日もステージ全体を使って時にはジャンプしながら全身を使っての彼のR&Rにはいとも簡単に皆やられてしまう

「この曲を聴くと皆さんも共謀罪になるかも・・・」と言ってから歌う「ロックンロール・テロリスト」・・・これぞパンクだ

そして今日は8月8日 一昨日6日が「広島原爆忌」そして明日9日は「長崎原爆忌」

彼がこの歌を歌うのは当然だろう いつもよりさらにパッションをこめて歌うその曲はもうロックだった

今日は特別にその歌詞を掲載させてもらうことにする
「原爆を許すまじ」

浅田石二作詞・木下航二作曲

ふるさとの街やかれ
身よりの骨うめし焼土(やけつち)
今は白い花咲く
ああ許すまじ原爆を
三度(みたび)許すまじ原爆を
われらの街に

ふるさとの海荒れて
黒き雨喜びの日はなく
今は舟に人もなし
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの海に

ふるさとの空重く
黒き雲今日も大地おおい
今は空に陽もささず
ああ許すまじ原爆を
三度許すまじ原爆を
われらの空に

はらからのたえまなき
労働にきずきあぐ富と幸
今はすべてついえ去らん
ああ許すまじ原爆を
三度(みたび)許すまじ原爆を

今日のオムニバス動画です

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

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