Oh Higan! 21日

いいお天気だ 意外なくらい早く目が覚めてしまって今日がお彼岸だということを思い出してなんとなく我が家の墓参りに行ってきた ちょいと歩かなければならないので運動も兼ねて しかし「・・・彼岸まで」というがまだ今日は暑いね

では今日21日(木)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者はsolo system
3人組ロックユニット「Ken,Kazz&Keiichi」のドラマーでもある松川敬一のソロドラム さまざまな音源を駆使した「歌うドラム」とそこにユカリ女史が制作した映像のコラボ・・・これが毎回ハンパじゃなく気合いが入ってて面白いのだ 同じ映像は2度と使わないという彼女の意地とこだわりが、毎回すごい映像を見せてくれる それと音とのコラボがいいのだよね 意外な素材を使って意外な映像を生み出している そしてあの「和歌」の書かれた文字がドラムのショットに叩き出されるようにこちらに迫ってくるところはちょっとホラー映画のような恐さがある その5・7・5の言葉に合わせて「タタタタタン・タタタタタタタ・タタタタタン・・・」と叩く松川ドラム・・・スゴい!

2番目に登場したのは中村大×川本真太郎2人組のインストユニット 元々cracks and rabbits という3人編成のロックバンドのルズムセクションの二人 2つのリズム楽器がお互いお喋りをするような、あるいは格闘をするようなやりとり お互いパンチを出し合うようなプレイが続く ラッシュラッシュ・・・2人の名前をつなぐのが「&」でも「+」でもない「×」なのはこういう意味なのだろうか 時々冗談で言う「俺たち仲悪いですから」というの信じてしまいそうになる(笑) でも悪かったら絶対こんな音出てこないよね

3番目に登場するのは斉藤麻莉ピアノ+キーボードを自在に時には同時に弾きながらのインプロインストは静と動の間を行き来する 今日の彼女のピアノのところのワークがすごくインプロビゼーションのこれぞ王道・・・と言いたくなるようなフレージングで溢れていた そしてあのキーボードから出てくるなんとも催眠状態を引き起こすうねり・・・

4番目に登場するのは東京セッション ホシカワとマツイ このアコースティックユニットの創り出す世界は驚きの連続だ 今日はマツイのギターがどうやって出すのか、不気味さを感じさせるような不思議なエコーで・・・その音の帳の中を飛び回る夜更けの蜂のようなホシカワのギター・・・ちょっとばかり魔界の扉を開いてのぞいてしまったような・・・Oh Higan!

そして今日最後の演奏者は石田幹雄 孤高のピアニスト 今日はちょっとした手違いがあって彼ので晩はずいぶんと遅くなってしまった にも関わらずコンセントレーションをしっかりと小脇に抱えたまま出を待っていた彼 いつものようにおもむろにまずピアノを動かす 自分の納得のいく場所と角度 それが決まって…イスに座り 弾きはじめた 照明は地灯りとスポットが1つずつ、それだけ 彼の演奏にはそれがとてもよく似合う まず弾きはじめたのはとてもメロディーが美しいスロウバラード・・・たぶん彼のオリジナルだろう 2曲目もまたバラードだ 普段は絶対にしないことだが、どうしてもやりたくなって彼の演奏を聴きながら少しだけアルコールに口をつけてみた 大丈夫! 彼の音にPAは必要ない もうアンプのスイッチは切ってあるのさ

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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