ドクのギターはそういうわけでブルーグラスを中心にした多くのギタリストに影響を与えその後継者も多く出ました
その１人がこの人 「トニー・ライス Tony Rice」
彼はブルーグラスギタリストとして頂点に立っていますが、新しい音楽の要素も取り入れてマンドリンプレイヤー「デビッド・グリスマン David Grisman」などと一緒に数々の曲を残しています 現在は病気のため活動ができないようなのが残念です
ドクの影響を受けたギタリストはロックの世界にも居ました それは
「クラレンス・ホワイト Clarence White」
１９４４年メイン州で生まれた彼は兄のローランドとともに「ケンタッキー・カーネル」というブルーグラスバンドを結成して活動していました その頃から「天才的ギタリスト」と賞賛されていて、のちにあの伝説的なロックバンド「ザ・バーズ The Byrds」のメンバーになりロックギターにも多くの革新を生みました 動画の中でスチールギターのような音がするのはクラレンスが使っていた「ストリングベンダー」という仕組みで、ストラップピンに仕込んだ装置でそこを引っ張るとある弦の音程が変わるもの 現在ではアコースティックギターであの中川イサト氏が使っています 残念なことに彼は１９７３年にわずか２８歳で事故死してしまいました
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