バンジョーのお手当て 1

つい先日、通販でバンジョーを購入した

5年以上前に使ってた「ピアレス」のロングネックバンジョーがネックが壊れて使えなくなってたので、欲しいなあ~とずっと思ってたら「TENESY」というメーカーのバンジョーがえらく安い値段で中古で出ていたので迷わず注文!

2日ほどで品物が到着 販売店からのメッセージで「現状のままです そちらで調整お願いします」とのことだったのでそれは折りこみ済みだった

さて、箱を空けて中身を取り出すと・・・かなり使用感がある

それはいいとしてクリーンアップもほぼされていない ヘッドなんか塗装が劣化してるのかくすんでる 調べたらただ汚れてただけ そこでマジックリンを染みこませたキッチンペーパーで掃除 使用前と使用後・・・ツヤが出た

そして弾いてみた 音はまあまあ悪くはない しかし「弾きにくい」 それは原因としてまず弦高が高すぎる とくに「ナット」の部分が高すぎる これはレディーメイドのギターなんかでもよくあることだが、0フレットの部分の高さが異様に高いのだ 理想的な高さは1フレット目を押さえたときの2フレットのところの弦との隙間とほぼ同じくらい そこで思い切って削ることに
まずはナット周辺の指板やヘッドにキズを付けないようにマスキングする

板ヤスリでまず全体の高さを削る 前のミゾがほとんど無くなるくらいまで そしてヘッド側は角度をつけ丸みを出した(その部分のミゾが無くなってるのはそのせい)

ナット全体の高さが決まったら各弦のミゾを切ってゆく 使うのはこんな道具 削るときに気をつけるのは ミゾの方向がしっかりとその弦を巻き取るペグの方向を向いているようにすることだ

ある程度の深さまで削ったら、弦を張り(ゆるくでいい)細かいところの高さを見ながら少しずつ削ってゆく それぞれの弦の高さ調整ができたらナットの調整は終了 (続く)

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