さて、戦前のブルースにはピアノとギターのDUOという形のユニットが数多くありました
その中でも一番有名だったのが
「リロイ・カー＆スクラッパーブラックウェル Leroy Carr & Scrapper Blackwell」
その２人に負けず劣らずともいえるDUOが居ましたそれが
「ジョージア・トム＆タンパ・レッド Georgia Tom & Tampa Red」
この「Its Tight Like That」は大ヒットしました 彼らの作る曲の多くは「ホウカムブルース」と呼ばれ、それはコミカルでちょっとエッチな内容のものが多いのですが、この系統のスタイルではダントツな人気を得ていました ただ、その後トムのほうがブルースを辞めてキリスト教のゴスペルのほうへ行ってしまいこのコンビは解散します
しかし、残されたレッドのほうはそれで落ち込むどころか、ますます彼のスタイルを進化させてゆきます その独特のまるで歌うような彼のスライドギターは多くのインパクトをその当時のブルース界に与えました
高円寺ライブハウス ペンギンハウス
