ギターギター 64

たとえばこの曲「It Hurts Me Too 」はレッドが1940年に吹き込んだものですが、後に50年代になって「エルモア・ジェイムス Elmore James」がカバーしました

またこの曲もその後多くのミュージシャンに取上げられました


これほどの腕と才能があって長く活躍していたレッドですが、1950年代に入ると台頭してきた「マディー・ウォーターズ」や「エルモア・ジェイムス」などのミシシッピ出身のダウンホームなブルースに人気を奪われ次第に仕事も減り、そしてちょうどその頃最愛の妻に先立たれるとその悲しみからアルコール依存症になりさらに認知症も発症し、最後は老人ホームで淋しく亡くなりました 1981年のことです もし彼がその時まで元気でちゃんと音楽をやれてたらきっと60年代に起きたブルースリバイバルブームに再登場し、もしかすると日本へも来ていたかも・・・そう思うとつくづく残念です

本当にブルースマンの一生は様々です

次回は同じスライドギターですがまた違ったスタイルを持つギタリストを複数紹介します

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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