ところで、Tボーンというとちょっとほかのギタリストと違ったギターの弾き方・・・いや、構え方をしていました こういった感じです
こうやってギターを上向きに・・・まるでラップスチールギターのように抱えて・・・なんか「駅弁」売ってるおじさんみたいですね(笑)
これには諸説あって、彼が若い頃(まだ10代の頃)同じテキサスですでに有名だった「ブラインド・レモン・ジェファーソン」の手を引く付き人をやっていてレモンの持ち方を見てそういう風に覚えてしまった・・・確かにレモンの唯一残されている写真を見ているとそんな感じですが
もうひとつはホーンセクションなどのバンドの中に居て自分のギターの音をなるべく聴こえるようにこうしていたという説・・・カウント・ベイシー楽団の「フレディー・グリーン」も同じような構え方をしていました
どちらが正しいのか・・・難しいところですが、両方ともというのが正解なのかも知れませんね
とにかくTボーンはブルースに初めて「リードギター」という確固たる位置を決める改革をやってのけた素晴らしいアーティストでした
高円寺ライブハウス ペンギンハウス