素敵なミスマッチ 1日

いやあ、心配されたほどの大雨にもならなかった関東地方・・・明けて今日は暖かい・・・暖かいにもホドがある 東京はなんと20度まで行ったらしい では今日のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は三浦陽子+内田典文 今日の「ミスマッチ大会」はこの2人から始まった ピアノに鍵盤ハーモニカ、それにベース・・・そこまではまあ普通なんだけど、そこに三浦がヨーロッパで拾ってきたという玩具のピアノ・・・そこになぜか三味線が加わる この2人のセットはいつもこの組み合わせなんだが、三味線という和楽器がピアノなどと重なるときの何だか”ムズムズ”とした感触が慣れると快感になるのだ そして今日はなんだかそういう晩になってゆくのだ

2番目に登場したのはヲニソイ+田村夏樹 ここも強烈だ なにしろ和楽器の中でも「硬派」といえる琵琶と洋楽の最右翼ともいえるトランペットの組み合わせだ リハを見ていても「このコンビ大丈夫なのかな?」・・・と失礼ながらも少し不安を感じたほどだったのだ

ところが、本番になって驚いた 田村夏樹というトランペッターはかなり定評のあるベテランプレイヤーと聞いてたが、そのトランペットが見事に「邦楽」の音を出していた そして後半は2人の「詠い」の掛け合いになったのだが・・・ここで田村の出してきた技が皆を驚かせた それはなんとあの「タモリ」が開発した(と言われている)「ハナモゲラ語」だったのだ これがなんとも見事にマッチしたのだ 客席からは笑いが起こっていた

3番目に登場するのはRyuichi Yoneda このギタリストは一見はバロック的クラシックギターに歌が付くというオーソドックスなものだ ところが、後半に入ってこんなMCをした
「今日、リハが終わってから某ファミレスに食事に行った ところが1時間近く経っても注文したものが出てこない 結局オーダーが通ってなかったという事実が判明 キャンセルして結局近くの富士そばに行った」・・・という内容で、次にやった曲はループを使ってそのことを叫ぶというパフォーマンス・・・この人もやはり只者じゃない

そして今日最後の演奏者はTomo とにかく「ハーディガーディー」というほとんどお目にかかれない民族楽器を弾きながらときには歌う・・・そのリズムは中東風だったり北欧風だったり・・・僕らは首根っこを掴まれて40分間で世界を連れ回される もう今日は無国籍にも程があるライブだったが・・・こんな旅も楽しいね!

今日のオムニバス動画です


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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