ギターギター 106

昨日紹介したライ・クーダーの「Cherry Ball Blues」にはアコギとエレキギター、ドラムとベースそして「タブラ」が加わっています この楽器を導入するところもユニークですが、なんといってもここには彼がよく使う独特のラテンのようなアフリカンのようなリズムが使われています ブルースだからといって決して「ドット・ドット」というリズムにしないところが彼のセンスです

スライドギターは主に「オープンG」「オープンD」を使ってるようです 使うギターはレゾネーターギターではなくアコースティックの場合初期の頃はMARTIN D-45を使ってました エレキは大体ストラトを使ってましたね


ライの面白いところは「ブルース」「カントリー」などの音楽に造詣が深いにもかかわらず、決してそれらの音楽に必要以上にのめり込むことはなく、あくまで”素材”として使っているところです だからといってそれらの音楽を軽く見ているのではなく深いリスペクトを持ちながら・・・ということです

その後もメキシコのアコーディオン奏者の「フラーコ・ヒメネス」やハワイのギタリスト「ギャビー・パヒヌイ」などとセッションしたりアフリカの「アリ・フォルカ・トゥーレ」沖縄の「喜納昌吉」などともレキーディングした彼はキューバーの老ミュージシャンたちと「ブェナ・ビスタ・ソシアルクラブBuena Vista Social Club」というアルバムと映画を作りました

彼の活動こそまさに「音楽に国境は無い」を身を持って証明していますね

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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