さて、今日はAのキーでのブルースギター Aのロウコードはこのような押さえ方をする
すると6,5,1弦が開放弦になる 5弦がルートのA、6弦は4度下のEの音になる このコード表では6弦に「×」が付いていて いわゆる”ミュート”=弾かない となってるがブルースではここも使うよ
このパターンも色々なブルースマンが使っている たとえば「ロバート・ジョンソン」なんかこれの使いまわしが上手い
5,6弦が「仕事」をしているあいだにハイポジションなどを使って様々なパターンを使い分けている ロバートは当時のブルースピアニストたちからも色々なフレージングを学び取っていたそうで、逆にその後のピアニストたちがロバートのフレーズを真似たりしていたそうだ
つまりロバート・ジョンソンはギターで”ピアノ的”なサウンドを作っていたことになる
昨日のEのパターンでも言えるのだが開放の弦を多用することは”ピアノ的な音”を作り出すことでもある ご存知のようにピアノの弦はすべて「開放弦」なわけだから
ここでちょっと面白いレクチャー動画が見つかったのでこれを見てもらおう
最初にライトニン・ホプキンスのライブ映像が流れ(Aのブルースを弾いている)しかしライトニンってカッコいいなあ・・・そのあと白人のギタリストがそのパターンについてレクチャーしている わりと解り易いので参考になるかな・・・と思って
Aのキーの場合も低音側に開放弦があるので(しかも2つ)かなり”仕事”をしてもらうことができる
ここで僕が以前「山彦ピックアップ」のプロモビデオの中で弾いてるAのパターンを少し見てもらおうかな
7分10秒あたりから始めてるやつ スロウブルースの形になっている これについてはまた後日「TAB」を使って詳しく説明するけど、その中で6弦の5フレット目を押さえてるところがあるのがわかるかな・・・ここでは6弦5フレットと5弦開放の二つのAの音を出してるんだ こういうテクもつかえるところがAのブルースの魅力かな
高円寺ライブハウス ペンギンハウス