ギターギター 116

70年代中期から90年代の中頃まで・・・日本の音楽界でアコギの弾き語りミュージシャンにとっては本当に苦難の時期だったと思います

60年代末頃から起きた「フークブーム」は70年代の「4畳半フォーク」そして「ニューミュージック」なるものに飲み込まれていきます それまで弾き語りで歌っていたシンガーたちもなんとなく居心地が悪くなり、かなりのシンガーたちがエレキに持ち替えバックにベースやドラム、キーボード、ホーンセクションなどを入れたバンドサウンドになっていきました

昨日紹介した「いか天」などにも当時のバブル景気を象徴するようなバブリーで派手な演奏や衣装で登場するバンドが多かった時代です

ところが、91年頃から「バブル景気」が崩壊し日本中が不景気の波に呑み込まれ、音楽界も景気の影響で凋落の道を転がり落ちた頃、1人の若いシンガーが出てきました

当時はまだポップなバンドがほとんどだった95年 アコギ1本だけの弾き語りで登場 その確かなギターテクニックと豊かなボイスを持ったボーカル そのシンガーはアイドルグループの「SMAP 」が彼の曲「セロリ」をカバーしたことで一躍脚光を浴びました

そのシンガーは 「山崎まさよし」 です

1971年滋賀県生まれの彼はのちに山口県に引越しそこで育ったそうです

高校卒業後、音楽活動を開始 通っていたライブハウスのマスターから「ブルースやってみては」と「ライトニン・ホプキンス」の音源をもらい、それからブルースに影響を受けた音楽スタイルを作りはじめたようです

しかし、ダイレクトにブルースをやるのではなく、あくまでも自分の曲作りのエッセンスとしていたようです


高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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