台風がかすめて過ぎた翌日の今日、東京地方は一時的にざあった雨が降ったりして不安定なお天気だった これも梅雨の入り口の仕業なのかもね 南の方のある国では2つの国のトップたちが初の会談 世界がそれを気にしていた一日 では今日のライブレポート
ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は山田宏樹 今日は久しぶりに彼の愛機「GIBSON SJ」を持ってきた そこで今日もさっそく試させてもらった例の「PM-50」をだ うん・・・昨日の山田庵巳のときもそう思ったのだが、そのギターそのものの音がちゃんと出てくるのだ「ギブソン」はギブソンの音になるのだ 彼の歌声にこのギターは本当によく合うんだよなあ・・・乾いていてそれでいてどこかしっとりと湿り気を感じさせる音・・・また今日みたいな季節にこれがよくマッチして山田ワールドの「紫陽花」が開いたようだった
2番目に登場したのはBehring 今日店に来た彼女がすごくお洒落な服装だったので「カッコいいね!」と褒めたらさっそくそのことをステージで喋ったり・・・いきなりゴキブリを手で掴む話をしたり・・・歌ってた曲を途中で急にやめて「あ、歌詞がおかしな方向に行っちゃった!」とやり直したり・・・本当に予測不能な彼女は今日もみんなをびっくりさせたり笑わせたり・・・昔のバンド時代の曲がまさかの全部英語だったり・・・そしてこう言った「今日は・・・フェスの日ですね!」 そう思ったのだって じゃあ今日はそういうことにしよう
3番目に登場するのは藤原愛 今日はいきなり彼女のキラーチューン「故郷」から始めた それを聴きながらふと「拉致被害者」のことを思い浮べた やっぱり今日がそういう日なのだからなんだろうなあ この時期に彼女が持ってくる曲はやはり俳句をやる季節感から出てきた「夏立ちぬ」 俳句の季語でもある「立夏」「立秋」この2つの言葉をモチーフにして夏を1人の人間の一生に見立てるといういかにも彼女らしい曲だ 今日の「君が代」もスゴかったなあ
4番目に登場するのは長谷川雄二 じつは彼にも僕の「PM-50」を使ってもらってみた 昨日からこれで3人目の「実験台」だ(笑) すると彼の「GUILD」がやはりギルドの音になるのだ! 当たり前といえばそれまでだが・・・これが実際は本当に不思議なことなんだ すると長谷川が面白いことを言う 「中にすごく小さい人が入ってなんか操作してるんじゃないですか?」 なるほど・・・アリより小さい人(でなければ入れない)が働いてたら・・・考えるだけでスゴい! なんと彼もゴキブリの体験談を・・・それもスゴく生々しい話だった 夜ふと違和感を感じて鏡で自分の顔を見たら眼のしたに大きなゴキブリが居たり、朝の見かけの缶コーヒーに口を付けたら中から無数の小さいゴキブリが出てきたりと・・・そんな話で皆を笑わせた後歌ったのが、これも彼のキラーチューン「水野荘302」だから・・・やられちゃうよなあ!長谷川雄二は今月の23日(土)に僕ら「修子&ミッドナイトスペシャル」のライブにオープニングアクトで出てくれるのでぜひよろしく!
そして今日最後の演奏者は石田幹雄 今日の彼のピアノプレイは最初から本当に凄かった まるで岩山の中をとてつもない勢いで流れる激流・・・それが時間だとするとその激流の中を2本の腕で水をかきながら下ってゆくような演奏だった その「舟」に聴き手は一緒に乗ってるわけで・・・本当にスリリングでデンジャラスで素敵な演奏だった!
今日のオムニバス動画です
高円寺ライブハウス ペンギンハウス