指し示す 19日

あれ、今日も雨が降ったの? 地下に居ると全く気付かないことが多いのだけど・・・どうだったのだろう 昼間の空はさすがに「秋空」になってきたね 今日は彼岸花も見たなあ では今日19日(水)のライブレポート

ペンギンハウスライブ今日最初の演奏者は笹川ヒロフミ まだ20代はじめの彼なんだけど演奏スタイルは完全に70年代のフォークの伝統を引き継いでいる だからアコギはマイクで・・・そうそう、「バーカスベリー」のピックアップが一般に出たのが74年ぐらいだったのかな・・・あの当時のそれはまだまだとてもアコギの音を再現するには役不足でみんなマイクを使うのが普通だったっけ・・・なんてことを思い出しながら彼の演奏を聴いていた でも、不思議だよねえ・・・自分が生まれるはるか昔の音楽をやるのって・・・て思ってたら、1920年代の音楽をやっていた二十歳の自分に立ち返ってみたら・・・そうかあ、同じことなのだなあ

2番目に登場したのはtoyosick 最近の彼のステージングに一貫しているのはクールさとスマートさだ とにかくステージに登場して最後の曲が終わるまで一言も喋らない・・・どころか曲が終わって次の曲に入るまでの間も彼にとっては演奏が続いているのだ だからクールに見えるのも実はものすごい「ジュール熱」のような負荷がそこにはかかり続けている それが演奏の曲の持つ説得力をさらに深めている 余計などうでもいい自分の日常のことなど喋らない・・・彼のこの演奏に対する姿勢は多く評価されていいと思うよ

そして今日最後の演奏者はふれでりっく書院 おや、久しぶり・・・2ヶ月ぶりだったかな? このバンドにはもう「盤石」と言っていいくらいの力と重みがいつも存在している それはまた「ストーンサークル」のように存在感を持って僕らに問いかけてくる 「音楽って何だ」「演奏するって何だ」・・・それに対して決して言葉では説明はしない 山田庵巳の言葉はむしろその逆の混沌を指し示すようだが・・・演奏を見ればそれが何なのだか・・・誰でも判ってしまうだろうね 今日は庵巳のバースデイ祝いも加わって・・・なんだか最後はお祭りみたいなペンギンハウスでした

今日のオムニバス動画です

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

出演するには?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする