誰にでもわかるPAの話 ,13

『PAって何? 8 』

さてさて、ここでマイクが受けた音を電流にして送り出すことができました。それではその先はどうなってるのでしょうか?
電線を伝わって流れてきた電流・・・その先にあってそれを受け止めるのが「スピーカー」です。

ペンギンハウスで現在使われてるメインスピーカー「JBL PRX415M」
その中に入っている大きな丸いもの・・・これがスピーカー本体で
それを取り外してみるとこんな形をしています。

上のところにある銀色に光ってるもの・・・実はこれ磁石なんです。とても大きいです!そしてとても重いです。 スピーカーボックスが重たいのは実はほとんどの重量をこの磁石が占めてるからなんです。

そしてその構造をまたざっくり図で説明するとこんな感じになります。

電線を流れてきた「信号電流」がまたまた「ボイスコイル」にやってきます。すると今度は「フレミングの左手の法則です。ボイスコイルにくっついている振動板つまり「ダイアフラム」がその電流を受けて動きます。この理屈はあの「糸電話」とまったく一緒です。

ところがここで困ったことが起きます。同じダイアフラムと言っても「マイク」と「スピーカー」では大きさも桁外れに違うし、そもそも元の音を何倍も何十倍もあるいは何百倍も大きくする必要が出てきます。これでは「PA」になりません。

どうするか?・・・ここで「あれ」が登場するのです。

高円寺ライブハウス ペンギンハウス

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