で、デイスコ と化す        18日

今日、11月18日はたいへんな方の誕生日だった 「たいへん」という言葉は便利だねえ・・・色々な意味で使える 本当に色々な意味があるのだよねえ(笑い) それではちゃんと話を進めよう 今日は「ゴーゴーマーチャンズ」のリーダーであるマサキチの誕生日だったのだ それを祝ってというか便乗してというか(笑)バースデイをライブで祝ってしまおうという企画で今日のライブは開かれた そういうわけで今日の出演者もぜんぶマサキチと親しい、深く関りのあるミュージシャンばかりになった
その1番手はWISE MAN AKIという結構平均年齢の高いバンド このバンド、とてもシブかった!ボーカルのちょっとトムウエイツを思わせるような低いダミ声に2人のギタリストもずうっとやってきたんだろうなあ・・・と思わせるような風貌と出てくる音がまたいぶし銀!ブルースやR&Bのナンバーを渋~く大人っぽくやってくれた B・B KINGの曲とか いい曲ばかりだった

2番目の出演者はぐうっと若返る 谷村一門という名前で登場したユニットはまずソロの弾き語り アコギをすごくパーカッシブにタイトに鳴らしながら勢いのあるいいボーカル!若さが弾ける感じでこれも盛り上げていた 途中からもう一人ギターが参加 終りのほうは謎のシンガー(?)それとも役者かな・・・が登場 独特の空気感を客席に作っていた

そして、3番目はいよいよ主役の登場 今日は フライング・マーチャンズという名前での演奏 いつもの「オールナイトニッポン」のオープニングテーマは今回は僕が担当 そしてDJプリ太郎のMC紹介でいよいよマサキチバンドの演奏開始 今回は2部構成で前半はこのところずうっとやっている「キャロル」ナンバーを中心にしたR&Rオンパレード これはやっぱりノリがいいなあ マサキチのギターも前回までと比べるとだいぶ上達したようで(笑)そのぶんボーカルにもパワーが出る 今日の、今までで一番よかったなあ・・・もう客席はすでにダンスホール!

そして、ごく短いインターバルを挟んで2部のはじまり ここからマサキチはギターをほかのメンバーに譲ってボーカルに専念する そこにSAXとパーカッションが加わるといわゆる「ゴーゴーマーチャンズ」編成だ 曲も当然マサキチお得意のSOUL,R&Bナンバーになる オーテイス・レデイングやJBの曲・・・次々と投げつけてくる SAXがブロウする もうペンギンハウスは完全にデイスコと化した ちょうどその頃にまるで示し合わせたかのように数名の外国人のお客が飛び込みで入ってきた マサキチは「うわ!ガイジン来ちゃったよ ヤバイなあ」とか言いながらも平気で英語の歌でガンガンいく! 外国人のお客たちもオオノリ!びっくりしたろうねえ 日本のこんな場所でまるで本場顔負けのR&Bを演奏してるなんて・・・途中仲間たちからのサプライズのケーキプレゼントもあったりして、ますますバンドもエキサイトしてゆく 「暑い!」それまでガマンして着ていた皮コートを脱ぐととうとう上半身裸になってマサキチはシャウトする もう汗びっしょりだ 「Oh! Japanese Tradishonal Art!」と言ったかどうかは解らないが 一斉にマサキチにカメラが向けられる もろ肌脱いだもんなあ(笑)

・・・高円寺ライブハウスの夜はふけていった・・・

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